出版社内容情報
圧倒的な緻密さで終末的都市風景を描き続けた、あきま初の画集ここに登場!見覚えがあるようで何かが違う。
現実の都市の街並みであるように見えて、どこか退廃的。
圧倒的な筆力と独自の感性で、終末の迷宮めいた街並みと
そこを彷徨する少女たちの姿を描き続けてきた
新進気鋭のイラストレーター・あきま初の画集がここに登場。
いくつかの書き下ろし作品を含め、
厳選したイラストの数々をA4変形の大きなサイズで収録。
著者の作品の臨場感が余すところなく楽しめる仕様になっています。
あきま[アキマ]
著・文・その他
内容説明
宵闇に煌めくネオン、過剰な都市建造物、朽ちた飛行機と無表情な少女。既視感とともに立ち昇る終末の“蜃気楼”へ。今、あなたを誘う―あきま初画集。
著者等紹介
あきま[アキマ]
イラストレーター。東京藝術大学卒、現在はゲーム会社勤務。幼少期を東京・ロンドンで過ごしたのち、静岡県で育つ。日本画専攻に進学するが、興味関心は日本画にとどまらず、90年代アニメを中心としたサブカルチャーや、現代美術的なコラージュ作品にまで広がっていた。ダイナミックなパースと独創的な画面構成、そして著者独特の退廃的で緻密な世界観に定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
夕顔
4
とても良かった。少女と無機質なものの組み合わせがとても好き。光よりは影がとても印象的。ありふれた日常を切り取っているものが多いが、仄暗いような色遣いも多い。影が強いからこそ際立つ光というものも感じられて、一枚絵にとても物語性を感じられる。技術が込められてるのが分かる、良い画集だった。2019/07/20
参謀
2
最近チェックした関連本として出てきていた本作。見覚えある表紙だと思いました。某サイトの「圧倒的な緻密さ」との紹介は正直ピンときませんでした。終末的都市風景はわかりましたが。安倍吉俊とtoi8、あとどっかの漫画家を足したような感じでした。見たことがあるイラストはなかったです。 2018/10/15