内容説明
目からウロコ!オールカラーでわかりやすいプロジェクト管理の決定版。
目次
1 プロジェクトは人が行なうもの―人のサガ
2 マルチタスクをなくせ!―選択と集中
3 目標を共有せよ!―目標すり合わせ
4 成功へのシナリオをつくる!―段取り八分
5 工期短縮!―サバ取り
6 全体最適の先手管理!―ゆとりのマネジメント
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kemmel
1
TOCによるCCPM(Critical Chain Progect Management)について分かりやすく書かれた本。いちいち出てくるプロジェクトが滞る例には耳が痛い。実践にはもっと個別の具体例があった方が良いとは思うものの、全般的にはいままで読んだ本では一番分かりやすかったかな。プロジェクトは不確実なものと割り切り、マルチタスクを止め、個々がもつサバを全体のバッファとする、あたりは目から鱗といった感じでした。2018/07/26
yupan
0
本当のプロジェクトマネジメントに関する要素が多くて後半は飛ばし読み。だけど、マルチタスクにするとより時間がかかること、プロジェクトは準備が8割なこと、プロジェクトの目標は目的、成果物、成功基準で擦り合わせること、段取りは後ろから遡って考えること、など普通の業務に生かせそうなアイディアも沢山で勉強になった。2025/06/01
いえのぶ
0
クリティカルチェーンの考えを使い、できるかできないか五分五分の日程で工程表を作り、ひねり出した余裕をバッファーとしえプロジェクトで共有する。進捗管理は”あと何日でタスクが完了する?”をキーワードとする。遅延を起こさず、安心して実行できるプロジェクトマネジメント手法の解説書。2022/09/29
きーす
0
わかりやすい2018/09/19
aki
0
これは名著だと思います!!まったく難しい内容ではないですが、CCPMのエッセンスが詰め込まれています。表紙に出てきているイラストの虫たちも、非常に示唆に富んでおり、会社で何かする上でのフレームワークになります。著者やTOCのゴールドラット博士が指摘するように、これらの手法は日本にとてもなじむと感じました。★10/10段階2018/08/08