韓国と北朝鮮は何を狙っているのか―核ミサイル危機から南北連合国家へのシナリオ

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韓国と北朝鮮は何を狙っているのか―核ミサイル危機から南北連合国家へのシナリオ

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  • サイズ B6判/ページ数 240p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784046023209
  • NDC分類 319.21
  • Cコード C0031

出版社内容情報

北朝鮮の核開発問題から「南北連合国家」へ――これが驚愕のシナリオだ。日本を脅かす北朝鮮の核ミサイル、日米から離反し、その北朝鮮、さらに中国へと急接近する韓国、背後で静かに進む在韓米軍撤退計画……。一見、バラバラに見える東アジアの国際情勢はすべて、「南北連合国家」というシナリオにつながっていた!

はたして南北連合国家、そして統一朝鮮が現実になったとき、極東のパワーバランスはどう変わるのか? そこでアメリカは? 中国はどう動くのか? そのとき日本はどうなるか?

韓国と北朝鮮が虎視眈々と狙う戦略について、半島情勢を知り尽くしたエキスパートが、歴史、国際関係、文化論を総動員してそのストーリーを緻密に描き出し、迫りくる危機に警鐘を鳴らす。日本人がいま、目を背けてはいけない「極東の真実」。


〈内容例〉
北朝鮮はなぜ南北融和路線へ転じたのか/核放棄も戦争も起きない可能性/カーターの「在韓米軍全面撤退政策」と朴正煕政権の覚悟/「ソウルを火の海にする」の本気度/寸前で中止されたクリントンの北朝鮮武力攻撃/ブッシュの「極秘対北朝鮮核攻撃計画」のリーク/核開発を持続させていた韓国/六カ国協議の展開と挫折/戦時作戦統制権返還へと一転したアメリカ/二〇二〇年代半ば返還とTHAAD配備/「韓国軍指揮下単一司令部計画」を棚上げしたトランプ/北の「連邦制国家統一案」と南の「南北連合国家案」/関係諸国を排除する「民族自主の原則」/朝鮮半島の命運を決定づけた地政学的条件/中国・ロシアのユーラシア開発とリンクする韓国の構想/韓国の建前だけの「北朝鮮人権法」/国家統制力を強化し全体主義的傾向を強める韓国/韓国に言論の自由は存在するのか/米軍撤退は日本にとって最悪のシナリオをもたらす/北朝鮮問題は国際社会の「平和・安全・人権」問題と捉えよ ……ほか

序 章 北朝鮮核ミサイル問題の行方
第1章 在韓米軍撤退計画1――親米韓国のジレンマ
第2章 在韓米軍撤退計画2――親北韓国のチャンス
第3章 韓国の南北統一・北東アジア戦略――日米からの離反、中ロとの連帯
第4章 南北連合国家から統一朝鮮へ――米軍撤退後の朝鮮半島で起こること

呉 善花[オ ソンファ]
著・文・その他

内容説明

日本を脅かす北朝鮮の核ミサイル、北朝鮮・中国に急接近する韓国、裏側で進む在韓米軍撤退計画…。そのすべては、南北連合国家というシナリオにつながっていた!知られざるしたたかな韓国と北朝鮮の戦略について、半島情勢を熟知した専門家が、歴史、国際関係、文化論を総動員して緻密に描き出し、日本人に警鐘を鳴らす。

目次

序章 北朝鮮核ミサイル問題の行方(北朝鮮はなぜ南北融和路線へ転じたのか;新たな段階への突入 ほか)
第1章 在韓米軍撤退計画1―親米韓国のジレンマ(アメリカのアジア戦略の大転換;見せかけの緊張緩和)
第2章 在韓米軍撤退計画2―親北韓国のチャンス(米韓デカップリングの始まり;韓国自主防衛体制の構築へ)
第3章 韓国の南北統一・北東アジア戦略―日米からの離反、中ロとの連帯(統一朝鮮の国家形態;韓国の北東アジア戦略)
第4章 南北連合国家から統一朝鮮へ―米軍撤退後の朝鮮半島で起こること(人権抜きの統一政策;南北連合国家が独裁体制を支える)

著者等紹介

呉善花[オソンファ]
1956年、韓国・済州島に生まれる。83年に来日し、大東文化大学卒業後、東京外国語大学地域研究科修士課程(北米地域研究)修了。拓殖大学国際学部教授。デビュー作『スカートの風』(角川文庫)で注目を集め、『攘夷の韓国 開国の日本』(文春文庫、第5回山本七平賞受賞)ほか、著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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河童

5
韓国は社会主義体制に向かってまっしぐらということを確信しました。既に金大中の政権の時から、左翼思想に傾倒していたことには驚きで、その傾向は文政権に至ってさらに強化されている。私が心配していた韓国の「排他的な自民族中心主義(自民族優越主義)」にも触れています。反日思想の根源もそこにある。さらに懸念すべきは北朝鮮が最初から核を廃棄する気がないこと、もともと韓国にも核保有願望があること。北と南が統一したら、北東アジアの安全保障が完全に破壊されますね。核を維持した統一朝鮮は狂気の沙汰、気〇いになんとやらです。2019/09/09

トラ

5
著者が韓国出身ということもあり、実感のこもった論調だと感じました。しかし、歴史を追って見てみると本当にややこしい道を辿っているなぁと感じました。米韓、米朝関係については新しく知ることが多かったので、きちんと理解できたかどうか……。ただ、北朝鮮が約束を破り続けることと、今と全く変わらない恫喝外交を続けてきたことだけはよく分かりました。2018/05/13

西澤 隆

3
呉善花さんは元韓国軍人だし「漢江の奇跡」から今に至るまでを日本から眺めてきたひと。だからこその丁寧な韓国政権と北朝鮮、6カ国協議参加各国との関わりのまとめは朝鮮民族ではないひとにとっての「なぜそうなっちゃうの?」をうまく説明するわかりやすいもの。一方で他の国のヒトである僕らにとっては「そんなことあったっけ?」なこともたくさんあって、所詮他の国のことへの真剣度ってそれくらいなんだなあ(つまり、他国のひとにはわからないコトってあるんだな)とあらためて思う。日韓の歴史の転換点になるかもしれない日に読了しました。2018/10/30

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