睡眠学の権威が解き明かす眠りの新常識

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睡眠学の権威が解き明かす眠りの新常識

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  • サイズ B6判/ページ数 192p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784046022332
  • NDC分類 498.36
  • Cコード C0047

出版社内容情報

眠れない、寝たりない…睡眠負債を完済するために今日から実施できる方法「人生の3分の1は布団の上」「ナポレオンは1日に3時間しか眠らなかった」など、眠りに関する言葉は多く、人々がふだんの会話で口にすることも少なくない。その一方で、「なかなか寝つけない」「眠った時間のわりには疲れがとれない」という人も多い。実は、睡眠については多くの誤解や不正確な情報があとを絶たない。本書は、精神神経学・睡眠学・時間生物学の第一人者が、「睡眠とは何か」「不眠とは何か」「心身の健康によい眠り」などについてわかりやすく説明、より良質な睡眠を得るためのガイドブック。40代以上の男女の様々な眠りの悩みにこたえる。


プロローグ睡眠で苦しんでいるのはあなただけではない
第一章知っているようで知らない「睡眠」
◇あなたはほんとうに「睡眠障害」に陥っているのか◇8時間睡眠は理想ではない!?◇そもそも人はなぜ眠るのか◇どうして「夜、眠る」のか◇ノーベル賞を授与された「体内時計」の研究◇体内時計と「1日=24時間」との矛盾◇「ズレ」は男女差のほうが問題?◇体内時計を「修正」しなければ時差ボケにならない◇時差ボケには対処法がある◇多忙なビジネスマンは「観光」しない?◇ビジネスマンよりタフな宇宙飛行士◇若い人たちは「睡眠負債」を抱えている?◇シニアの悩みは「起きられない」よりも「眠れない」◇年をとってからの睡眠の変化に悩まない
第二章「こころ」と不眠との因果関係
◇寝つきを妨げる不安やストレス
▼ケース1 人間関係の不安で寝つけない
▼ケース2 仕事のストレスで寝つけない
◇不安やストレスが入眠困難を引き起こす理由◇不安と上手につきあう方法◇対処法…心地よさの追求で入眠困難は回避できる◇「不眠そのもの」が新たな不安となっている
▼ケース3 早寝しようという努力が不眠を招く
▼ケース4 なぜ自分だけ眠れないのか
◇不眠による身体の不調が生む新たな不安◇不眠が「恐怖」となっている◇対処法…「折り合いをつける」という考え方
★コラム/心配ごとがあると縁起の悪い夢を見る?
第三章 「からだ」と不眠との密接な関係
◇いびきがひどく、熟睡感が得られない
▼ケース5 睡眠時無呼吸症候群の疑い
◇窒息状態で熟睡できるはずがない◇女性は睡眠時無呼吸症候群なりにくい?◇正しい治療で熟睡できるようになる◇脚がムズムズして眠れない
▼ケース6 レストレッグス症候群の疑い
◇思い当たる症状はありますか◇原因はドパミンの不足◇不快な感覚がやわらぎ、不眠も解消される◇脚がピクピクして目が覚めてしまう
▼ケース7 周期性四肢障害の疑い
◇身体がリラックスしたときに起こる◇中高年に多いのも特徴◇レストレッグス症候群の80パーセントで併発◇女性特有の「眠れない」悩み◇ホルモン治療で効果があらわれることも◇「日光浴」で改善する例もある
★コラム/「3時のお茶」の効能
第四章 ちょっとした工夫で「不眠」は解消できる
第五章 さらに睡眠の「満足度」を高めるには
第六章 知っておきたい「睡眠薬」
エピローグ 眠れないことを悩まないのが熟睡するコツ



内山 真[ウチヤマ マコト]
著・文・その他

内容説明

勝手に不眠、寝不足と思い込む人へ。眠りの俗説に惑わされないために睡眠学の第一人者が正しい知識と年代・男女別快眠法をアドバイス!

目次

第1章 年齢とともに激変する男女の眠りの環境と仕組み
第2章 「眠り」に関する素朴な疑問
第3章 「こころ」から見た睡眠
第4章 眠れないときは「うつ」にも注意
第5章 不眠と「身体」の密接な関係
第6章 工夫しだいで睡眠の「満足度」は高まる
第7章 正しい「睡眠薬」とのつきあい方
エピローグ/適切な治療を受けるために…―CASE13 医師に話を聞いてもらうだけでも、こころは安らかになる

著者等紹介

内山真[ウチヤママコト]
1980年、東北大学医学部卒業、東京医科歯科大学精神神経科研修医。91年、現・国立精神・神経医療研究センター室長、92~93年、ドイツ・ヘファタ神経学病院の睡眠障害研究施設に留学、同センター部長を経て、2006年より日本大学医学部精神医学系主任教授。日本睡眠学会理事長、日本臨床神経生理学会理事、日本時間生物学会理事、日本女性心身医学会監事、日本精神神経学会代議員など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

left7

24
睡眠に関する基礎的なことが網羅されているようで読みやすかったです。睡眠に関する様々な問題が挙げられているだけでなく、それへの対応も書かれていてよかったです。考え方や実際に取った方がいい生活習慣などが書かれていました。最近、睡眠の本を色々と読むようになって睡眠時間が延びてきたので読んでいる効果が出ている気がします。睡眠時間が長いからといって目覚めがいいわけではなく、短いからといって翌日が快適でないわけではなく、睡眠は奥が深いです。もっと勉強して自分に合う睡眠を見つけたいと思います。2018/05/09

re;

14
図書館で<ストレス打破特集>していて目に入った一冊。読んでみたらなるほど!目から鱗の新常識でした!私今まで早寝早起きは体にいいと思ってたし、睡眠時間は全人類8時間程度が妥当なんだと思ってました。が、なんと、、、、!眠れる時間は生物学的にどんどん減ってくから例えば40代なら6.5時間程度が妥当だそうで早く寝ればいいってもんではないし、長く寝るのがいいってわけでもないんですって!え?みんな知った??あらやだ!だから寝る時間早めるより眠くなってから寝るのが正解なんですって!<理想の睡眠>は眠い時に寝る!へぇぇ!2022/08/26

アキ

8
人生80年のうち20年は寝てるんですね。年齢に合った睡眠時間(10代8時間、25歳7時間、45歳6.5時間、65歳6時間)は人種・各国で差がないらしい。不眠は日本人成人の約20%。また、体内の体温が下がってから眠気が来て眠るので、入浴は睡眠の2時間以上前がいいこと、寝床に入っても眠れなかったら明るい部屋でリラックスして眠気が来るのを待つということを知った。自分は、読書という最も効果のある方法があるので、快眠です。難しい本があればいちころ。本がある限り快眠で目覚めすっきり。むしろ著者に教えてあげたいくらい。2018/03/26

futabakouji2

7
寒いので睡眠時間が長くなることが不安になり再読。冬は日照時間が短いことが理由と本書に書いてあった。年間一定の起床時間を維持するのは大変なのね。2020/01/12

futabakouji2

7
以前精神的に参って眠れなくなった経験があるので、睡眠に関心がある。 ストレスが溜まっていると、やっぱり眠れない。ただ今は朝も普通に起きられるし、布団に入ったら眠れる。 寝る前にPC見ないこととお風呂入る前に運動するのが快眠につながっていると根拠なき自信が少し根拠ある自信になった。 今のところ眠りに問題はないようだ。良かった2018/10/24

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