証し―日本のキリスト者

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証し―日本のキリスト者

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  • サイズ A5判/ページ数 1096/高さ 21cm
  • 商品コード 9784046019004
  • NDC分類 192.1
  • Cコード C0036

出版社内容情報

「証し」とは、キリスト者が神からいただいた恵みを言葉や言動を通して人に伝えることである。


本書は、北海道から沖縄、五島、奄美、小笠原まで全国の教会を訪ね、そこで暮らすキリスト者135人に、神と共に生きる彼らの半生を聞き書きしたものだ。自然災害や戦争、事件、事故、差別、病のような不条理に直面してなお、彼らは神をどうして信じられるのか? なぜ、信仰は揺るぎないものであり続けるのか。


回心、洗礼、家族、献身、開拓、奉仕、社会、差別、政治、戦争、運命、赦し、真理、そして復活……。それぞれの章で語られる「証し」のなかで「信仰とは何か?」という有史以来の謎に向き合い、終章の「コロナ下の教会、そして戦争」で、日本におけるキリスト教の現在地をも筆者は照らし出す。


構想10年、取材6年。1000ページを超える圧倒的なボリュームで綴る渾身の長編ノンフィクション。


〈目次〉
この本について――まえがきに代えて

第一章 私は罪を犯しました
第二章 人間ではよりどころになりません
第三章 神様より親が怖かった

十字架の風景1 兄弟姉妹

第四章 お望みなら杯を飲みましょう

十字架の風景2 教会とカウンセリング

第五章 神を伝える

十字架の風景3 宣教ブーム

第六章 自分の意思より神の計画
第七章 教会という社会に生きる
第八章 神はなぜ私を造ったのか
第九章 政治と信仰

十字架の風景4 夫婦と教会

第十章 そこに神はいたか
第十一章 神はなぜ奪うのか
第十二章 それでも赦さなければならないのか

十字架の風景5 宣教の終わりと始まり

第十三章 真理を求めて
第十四章 これが天の援軍か
終章 コロナ下の教会、そして戦争

あとがき

内容説明

なぜ、神を信じるのか。北海道から沖縄、五島、奄美、小笠原まで、全国の教会を訪ね聞いた135人の言葉と信仰のかたち。

目次

私は罪を犯しました 回心
人間ではよりどころになりません 洗礼
神様より親が怖かった 家族
お望みなら杯を飲みましょう 献身
神を伝える 開拓
自分の意志より神の計画 奉仕
教会という社会に生きる 社会
神はなぜ私を造ったのか 差別
政治と信仰 政治
そこに神はいたか 戦争
神はなぜ奪うのか 運命
それでも赦さなければならないのか 赦し
真理を求めて 真理
これが天の援軍か 復活
コロナ下の教会、そして戦争 現在

著者等紹介

最相葉月[サイショウハズキ]
1963年、東京生まれの神戸育ち。関西学院大学法学部卒。科学技術と人間の関係性、スポーツ、近年は精神医療、カウンセリングをテーマに取材。97年『絶対音感』で小学館ノンフィクション大賞。2007年『星新一 一〇〇一話をつくった人』で大佛次郎賞、講談社ノンフィクション賞、日本SF大賞、08年同書で日本推理作家協会賞、星雲賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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trazom

105
6年をかけて135人のキリスト者へのインタビューを記録した労作。自らの主観を排し、発言を忠実に文章化しようとする著者の姿勢は流石である。多様な宗派のニュアンスの違いなども分かって面白い。ただ、「証し」という書名に対する違和感はどうしても拭えない。キリスト者にとって「証し」とは、神から頂いた恵みを自分の言葉で語る大切な行為であるが、個人的経験談が中心の本書からは「信仰」が伝わってこない。更に、終始客観的な立場を崩さなかった著者が、あとがきで、無教会派の「贖罪信仰の放棄」を取り上げている意図も不可解である。2023/04/13

ネギっ子gen

72
【なぜ、あなたは神を信じるのか?】重厚なノンフィクション作品で知られる著者による、構想10年取材6年の1000頁を超える圧巻の書。全国の教会を訪ね、神と共に生きるキリスト者135人の半生を聞いた。それぞれの「証し」を読み「信仰とは何か?」という有史以来の謎に想いを馳せる――。代表的質問:<自然災害や戦争、事件、事故、病のような不条理に直面してもなお、信仰は揺るぎないものであったかということ。神を信じられないと思ったことはないのか。それでもなお信じるのはなぜかということ>。こうした本を出す角川書店に感服。⇒2023/03/04

キク

58
日本のキリスト者135人へのインタビュー集。中枢の指導者ではなく、草の根的に活動するキリスト者達が神について語っている。第二章「人間ではよりどころになりません」で語られるキリスト教との出会い、第三章「神様よりも親が怖かった」で語られる信者一家で育った人々の葛藤、第四章「お望みなら杯を飲みましょう」で語られる神の使徒となることを選んだ人々のインタビューが興味深かった。沼といわれた日本でキリスト者として生きるということは、個人的に神に出会うということだ。本当は、それはそんなに簡単なことではないんだろうな。2023/07/23

優希

52
多くのクリスチャンの方の証しが語られています。信仰を同じくするせいか、心に響きました。証しをしているクリスチャンの方々の敬虔さに共感します。2023/01/30

ばんだねいっぺい

34
真面目に生きてらっしゃる方たちの姿を語りのなかに確認した。罪の意識だったり、ふりかかる不条理だったりから救い出されるためには、何が必要かということ。自分にとっては、時々、耳に飛び込むまわりの人々の言葉。2023/07/09

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