出版社内容情報
齋藤 孝[サイトウ タカシ]
著・文・その他
内容説明
くじけるな!前を向こう!チャレンジしよう!逃げないで課題に立ち向かっていこう!失敗をおそれるな!才能なんて関係ない!すべてのこどもが「立ち直る力」と「自分は自分」という自信を持つ。齋藤孝先生が初めてアドラーの言葉を紐解く。
目次
第1章 勇気をもってチャレンジする人になる(どんなこともまずはチャレンジ;何度でもチャレンジし続ける ほか)
第2章 「なりたい自分」へ努力をする人になる(「ダメな自分」は自力で追い出す;短所を長所に変えて自信を持つ ほか)
第3章 自分で決めることができる人になる(持って生まれた個性をいかす;目標に対して強い気持ちを持つ ほか)
第4章 みんなと力を合わせられる人になる(みんなで協力したらうまくいく;みんなで決めたことは守る ほか)
第5章 前を見て進んでいく人になる(過去を気にせず前を見て努力する;仕事で成功する大人になる ほか)
著者等紹介
齋藤孝[サイトウタカシ]
1960年静岡県生まれ。明治大学文学部教授。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かいてぃ〜
29
書店で立ち読み。分かりやすいです。アドラー心理学でも肝とも思われる「共同体感覚」に触れた解説部分に若干???が頭に浮かんだが、超訳だし、『人の気持ちに寄り添う』でも『人と協力する』でも概ね納得。また、人生において起きる様々な出来事を、どう意味付けするのか?という事については、陰でも陽でも『自分で決められる』のであり、出来る限り陽の観点から捉えたいな…と再認識した。親として、子供に勇気付けの言葉のシャワーを浴びせたいな。アドラー本、また読んでみよう。2017/09/09
左端の美人
20
アドラーが言ってることはとてもシンプル。「まわりの人たちといい関係を保ち、役に立つ仕事をして、愛する人と生活する。この3つの課題をクリアして、人や社会に貢献することができたらこの世界で安心してくつろいでいられる」シンプルだけど楽な道ではない、それでも実践していきたい。2016/12/08
左端の美人
20
「今ここから、どうスタートするか。過去ではなく、つねに今ここからどうするかに焦点を当てる。」30分もあれば読めるので超前向きなアドラー心理学、コツコツ読み返します!2016/12/06
江口 浩平@教育委員会
17
【アドラー心理学】オーディブルで聴了。齋藤孝先生の手にかかれば、アドラー心理学のエッセンスがこんなにわかりやすく提示できるのかと思えた一冊だった。小学校高学年の教室に学級文庫として置きたい。2025/05/25
なっしー
16
アドラー心理学はどうすれば人が幸せに生きられるかを追求した学問。すべての悩みは人間関係の悩みからくる。これに対しては、自分自身が変わり、共同体感覚を身につけよう。勇気と自信があって、どんなことも恐れずにリラックスしている人は人生の様々な課題を乗り越えることができる。事実に対する意味は自分が決めることだから、人生をたのしいと思えばそうなる。人生で大切なことは、友人、仕事、愛の3つである。2022/01/17