人もチームもすぐ動く ANAの教え方

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人もチームもすぐ動く ANAの教え方

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  • サイズ B6判/ページ数 224p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784046017499
  • NDC分類 336.47
  • Cコード C0030

出版社内容情報

シリーズ第3弾!「あなたはどう思う?」―指示を質問に変えると、人が動く★ANAに創業から60年以上伝わる「教え方の基本」とは?
本書はANAのベテランスタッフたちに取材し、彼らが先輩から伝えられ、
後輩に伝えてきた「教え方のコツ」を、1冊にまとめたものです。
「先輩は、後輩が自律成長するためのサポーターである」
――これが、ANAの教え方の基本です。

★変化が速く、先が見えず、一体感がない時代の教え方
今、どの業種においても共通していることは、
「変化が速く、先が見えにくい」ということです。
また、バブル崩壊以降、あらゆる会社において
業務の「細分化」「効率化」が極限まで進んでいます。
その結果、同じ職場にいてもまわりの人との
一体感が得られにくくなっている現状があります。
この変化に対して、私たちANAでは試行錯誤を繰り返しながら
なんとか現場ごとの智慧を結集して対応してきました。
その試行錯誤の足跡をまとめたのが、本書なのです。

ANAではなぜ、「先輩が後輩のサポーター」なのか?
ANAではなぜ、「修羅場にこそ、後輩に仕事を任せる」のか?
ANAではなぜ、「100点満点の先輩はいらない」のか?
管理職だけでなく、アルバイトリーダー、プロジェクトチームのまとめ役、
隣りの席の人に何かを教えるときに今すぐ使えます!


【目次】
●Chapter1 ANAの先輩は、後輩の「サポーター」
答えは教えずに「質問」をする
今日のことは今日のうちに。「振り返り」がANAの習慣
最高の教え方は「何も言わない」 ほか

●Chapter2 ANAの先輩は、思い切って「任せる」
「代行する」と人は成長する
トップダウンでは「大きな考え」だけを示す
24時間、365日、手本であれ ほか

●Chapter3 ANAの先輩は、一人を「チーム」で育てる
「超基本」ほど徹底的に教える
目標は必ず「個人レベル」に言い換える
ひとつ上の立場で考えなさい ほか

●Chapter4 ANAの先輩は、「ほめる、叱る」に心を込める
「褒める9:叱る1」がいいバランス
小さいことほど「具体的に」「大々的に」褒める
人づてに褒めると、信憑性が高まる
「99%クロ」でも事情を聞く ほか

●Chapter5 ANAの先輩は、自分自身も「教わる」
後輩・部下からこそ学ぶ
後輩から気軽にアドバイスをもらうコツ
「一人で100点満点」は目指さない ほか

ANAビジネスソリューション[エイエヌエービジネスソリューション]
ANAビジネスソリューション
ANAホールディングスの100%子会社。ANAグループのノウハウを活かし、主に「研修事業」「人材派遣事業」を行う。
研修の内容は「接遇&ビジネスマナー」「ヒューマンエラー対策」「コミュニケーション」など。メーカー、小売り、サービス業、医療機関、自治体など、あらゆる業種、業態からの依頼を受け、企業・個人に向けた研修を行っている。内で「青い血」と呼ぶDNAの継承を大切にしており、研修はすべて、
ANA社員として長年勤務してきた、あるいは現役で勤務する講師が務める。

内容説明

「あなたはどう思う?」指示を質問に変えると、人が動く。創業以来60年受け継がれてきた後輩が自然に育つ、35のコツ。

目次

1 ANAの先輩は、後輩の「サポーター」(リーダーより「サポーター」であれ;答えは教えずに「質問」をする ほか)
2 ANAの先輩は、思い切って「任せる」(「代行する」と人は成長する;修羅場こそ、後輩に任せる ほか)
3 ANAの先輩は、一人を「チーム」で育てる(一人ひとりの成長を「班」で見守る;「家族」で役割分担する ほか)
4 ANAの先輩は、「褒める、叱る」に心を込める(「褒める9:叱る1」がいいバランス;小さいことほど「具体的」「大々的」に褒める ほか)
5 ANAの先輩は、自分自身も「教わる」(後輩・部下からこそ学ぶ;後輩から気軽にアドバイスをもらうコツ ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

けんとまん1007

24
沢山のヒントがある。よく、眼にすることも沢山ある。さらにプラス1のことも。何よりも感じたのが、これらを繰り返し繰り返し、地道に行うこと。しかし、それが一番難しい。そのベースを作る努力と並行して実行するから、ここまでになる。超基本ほど繰り返す。感覚ではなく、根拠を示す。風土は放置すれば後退する。などなど。2019/07/16

たかしくん。

22
いわゆるコーチングの本です。以外、備忘録。(1)「後輩に任せる」を単なる「放任」にしないために、「組織としての方針を社員全員に明示しておく」、(2)人づてに褒めると、信頼性が高まる、(3)PDCA+S(share)2017/08/13

uta

3
最高の教え方は「何も言わない」言葉によらない教え方、つまり「サイレントメッセージ」が、言葉以上の魅力を発揮する。 PD CAサイクルに「シェア」を組み合わせる。「99%黒」でも事情を聞く。叱る時は、最後は明るくさっぱりと終わる。 2020/09/13

Ponyo

3
航空会社という絶対的な安全性と臨機応変な顧客対応を求められる場で生まれた人財育成法。上司部下であっても先輩後輩であっても、「動かす」「引っ張る」ではなく「サポートする」ことがより成長を促し、最強のチームを作るという。ただ力任せに思い通りにはならないという点、非常に納得。社員やスタッフといっても本当に広く様々な考え方・態度の人がいるから、人に教える、人を育てる、どちらも本当に難しい。結局はいかに人間性を高めて、この人ならついていきたいと思ってもらえるかに尽きる気がしつつ、いくつか実践してみようかなと思う。2017/12/05

Yuking28

3
後輩に仕事を思いきって任せて、先輩はサポートに徹するという考え方に共感した。現実は難しい側面もあるが基本的な姿勢として取り組みたい。 また、後輩にアドバイスを求めることで自分の気付きになるだけでなく、相手にも先輩から力を認められたと感じてくれる効果があるというのは新しい発見であった。2017/08/13

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