中経の文庫<br> おんな領主 井伊直虎

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中経の文庫
おんな領主 井伊直虎

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  • サイズ 文庫判/ページ数 240p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784046017130
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0121

出版社内容情報

2017年の大河ドラマを先取り!物語の全容がつかめる1冊乱世のまっただ中で、領主として、ひとつの希望を支えに生きていく一人の主人公。彼女はどんな時代に生きたのか、支えた人物、敵対者など、周辺の歴史を抑えつつ、謎の女性の姿に迫る。

渡邊 大門[ワタナベ ダイモン]
1967年、神奈川県生まれ。1990年、関西学院大学卒業、2008年、佛教大学大学院博士後期課程修了、博士(文学)。歴史学者。専攻は日本中世史。著書に『大坂落城 戦国終焉の舞台』(角川選書)、『誰も書かなかった 黒田官兵衛の謎』(中経の文庫)、『信長政権』(河出ブックス)、『宇喜多直家・秀家』(ミネルヴァ書房)、『秀吉の出自と出世伝説』『戦国の交渉人‐‐外交僧・安国寺恵瓊の知られざる生涯』(洋泉社歴史新書y)、『戦国誕生』(講談社現代新書)ほか多数。

内容説明

戦国時代に男の名で家督を継いだ女性、遠江井伊家の当主・井伊直虎。戦と謀略で親族を失い、残された跡取り娘が乱世に立ち向かう。駿河の今川、甲斐の武田、三河の徳川と3方を囲まれながら、直虎は許嫁が残した跡取りを守って生き抜き、井伊家発展の礎を築いた。2017年大河ドラマで話題の女領主のすべてがわかる1冊!

目次

序章 井伊谷に住まう一族
第1章 弱小国の宿命
第2章 外に敵、内にも敵
第3章 城を失い、領地も失う
第4章 蘇生する井伊家
終章 幕府を支える四天王

著者等紹介

渡邊大門[ワタナベダイモン]
1967年生まれ。関西学院大学文学部史学科日本史学専攻卒業、佛教大学大学院文学研究科博士後期課程修了、博士(文学)。株式会社歴史と文化の研究所代表取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

糜竺(びじく)

37
2017年の大河ドラマの主人公の女城主である井伊直虎ですが、大河ドラマは結局見てなかったのですが、話題にもなっていたので、実際どんな生涯を歩んだのか気になったので読んで見る事にしました。はっきり言って、これは歴史小説なのかなと思って、アマゾンで買ったのですが、小説ではなく歴史読み物でした。あと、直虎については、どうも資料が少ないらしく、どちらかといえば、戦国時代の井伊家の歩みを説明している内容の一冊でした。読んでいて、井伊直虎がどんな人物だったのかはピンときませんでしたが、知らなかった事を知れました。2019/03/31

再び読書

31
ドラマの総集編も終わり、また直虎の生涯に感慨を覚えた。確かに資料が少ないというのが、この本を読んでわかる。本によって色々な解釈があるのも納得した。その中で、大河と一番違うところが、小野但馬守の扱われ方と思われる。しかし、高橋一成の演技により、今回の大河では主役級の活躍となった小野但馬守は影の功労者の扱われ方だ。直政の名も政次の政を取っているとされていたが、史実では名前が違うようだ。歴史ドラマは半分フィクションで見るべきだと思うが、若干の引っ掛かりを覚える。また近藤康用の扱われ方も違うのが印象的だった。2018/01/13

Tadashi_N

27
波乱万丈の生涯、ドラマを先取りし過ぎた。2017/03/13

ブランノワール

4
来年の大河ドラマの予習と知識習得の為に。彼女が居たからこそ井伊直弼まで繋がったんですね2016/10/08

sipsee14

0
没落の危機にあった井伊家で、直政が成長するまでの重要なつなぎ役を務めたとはいえ、本人に関する記述が非常に少なく記録が乏しいことが伝わってくる。2021/02/23

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