あなたはそこにいるだけで価値ある存在

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あなたはそこにいるだけで価値ある存在

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  • サイズ B40判/ページ数 208p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784046015549
  • NDC分類 494.5
  • Cコード C0095

出版社内容情報

がん患者と家族に生きる希望を与え続ける医師の「言葉の処方箋」の原点

苦しみに耐えれば、希望の光が見えてくる。
無理をして一番になろうとしなくてもいい――。
人は誰でも役割を持って生まれているのです。

 がん患者とその家族、また、そのほかの病気に悩む方々のために、著者がつむいできた言葉。
 それは「言葉の処方箋」と呼ばれています。
 この本は、多くの人に生きる希望を与え続ける「言葉の処方箋」の原点をまとめた一冊です。
 がん患者さん以外の方にもお伝えしたい四十二の言葉を掲載しています。
 その言葉はすべてあなたへの贈り物です。

【内容紹介】
著者が発案した「がん哲学外来」や「メディカルカフェ」には、がん患者や、心に悩みをかかえる方が次々と訪れます。著者は時間をかけて対話をし、その人に合った「言葉の処方箋」を贈ってきました。

●「一番より、一周遅れの先頭を走るのがちょうどいい」
●「いつこの世を去るのか。いのちの期限は誰にもわからない」
●「今日は今日の苦労で十分」
●「八方塞がりでも天は開いている」
●「あなたはそこにいるだけで価値ある存在なのです」――。

 これら「言葉の処方箋」は、著者が新渡戸稲造や内村鑑三の名言を、現代の方の心に響くようにやさしくアレンジした言葉です。この本では、「言葉の処方箋」とその元となった名言、そして著者と患者たちとのエピソードを紹介。心の支えとして、覚えたくなる「言葉」がきっと見つかる内容です。ベストセラーとなった『明日この世を去るとしても、今日の花に水をあげなさい』の著者・樋野先生の最新刊です。

【目次より】
第1章 品性    一番より一周遅れの先頭を走る
第2章 つながり  人生は最後の五年間で決まる
第3章 言葉の支え 今日は「今日の苦労」で十分
第4章 人生の役割 もしかすると、このときのため

【がん哲学外来とは】
著者が発案し、各地で開いている「がん患者やその家族との対話の場」。これまでに訪れた人は3000人以上。それぞれの方に合った「言葉の処方箋」を伝えることで、さまざまな悩みの解消を目指している。

【著者紹介】
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内容説明

無理をして一番になろうとしなくてもいい―。人は誰でも役割を持って生まれているのです。新渡戸稲造『武士道』内村鑑三『代表的日本人』ほか「がん哲学外来」を導く言葉集。

目次

第1章 品性―一番より一周遅れの先頭を走る(人生の目的は品性の完成にある。;一番より、一周遅れの先頭を走るのがちょうどいい。 ほか)
第2章 つながり―人生は最後の五年間で決まる(三十メートル後ろから見守ってくれる人がいれば、人は強く生きられる。;マイナス×マイナス=プラス。マイナスの人間同士が集まれば、プラスに変わることができる。 ほか)
第3章 言葉の支え―今日は「今日の苦労」で十分(今日は「今日の苦労」で十分。;八方塞がりでも天は開いている。 ほか)
第4章 人生の役割―もしかすると、このときのため(人生の三大邂逅「よき師、よき友、よき読書」が、人を成長させる。;遠くの北極星を求める前に、足下を照らす小さな懐中電灯を持つ。 ほか)

著者等紹介

樋野興夫[ヒノオキオ]
1954年、島根県生まれ。順天堂大学医学部病理・腫瘍学教授、医学博士。米国アインシュタイン医科大学肝臓研究センター、米国フォクスチェースがんセンター、がん研究所実験病理部長などを経て現職。一般社団法人「がん哲学外来」理事長。がん研究会学術賞、高松宮妃癌研究基金学術賞、第1回「新渡戸・南原賞」などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アキちゃん

21
読んでよかった。人生の目的は品性の完成だ。何をするかよりも どうあるか。心して日々生活していこう。2019/07/09

布遊

8
14ポストイット*あなたが全力を尽くして治療に向かう姿は、家族への贈り物となる。*人間としてどうあるべきか。*風貌=顔つき*マイナス×マイナスはプラス*教育とは学校で習った全てのことを忘れてしまった後残るもの。*正論は人の数だけある。*今日は今日の苦労で十分*不安は未来からやってくる*雨は誰にでも平等にやってくる。傘をさすか濡れるかはあなた次第。*対話は心と心のコミュニケーション*何を言ったかではなく、誰が言ったか*心に楽しみのある人は毎日が宴会。*人を成長させるのは出会い。-この本との出会いは良かった。2017/03/29

シスターがちょん

4
樋野先生サイン本。先日の講演会で本に書かれている事を、実感できました。また秋には地元に来てくれるそうです。  勉強になります。2016/05/15

okatake

3
がん哲学外来を続ける著者。私が読むのは3作目かな。今回は、彼が哲学外来で対象者の方に語りかける珠玉の40余の言葉の処方箋。 この処方箋は、私たちにとってももちろん良く効きます。わたしにとって良く効きそうなのは、「HappinessではなくJoyful」。Joy喜び、楽しみが大切なのです。 「人生に期待しない。人生から期待されていると考える。」期待されている私が、人生を開拓していくのです。 2016/10/27

和田 信久

2
使命とは命を使うと書くなどなど、生きる事=死というところを説明して頂いた様な気がしました。がんとい病にたずさわられてるからこそ説得力があるように感じます。内村鑑三さんを追いかけているつもりはないですが、興味のある本に必ずといっていいほど出てきます。心に残ったのも楕円形の精神でいきましょうという話でしたし。今度は新渡戸さんの武士道を読んでみます。ストレスなくスラスラ読めるとても良い本と思います。明日も頑張ります!2022/02/12

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