出版社内容情報
人はもっと良い死を迎えられる
民間として初となる地域医療支援病院の承認を受けた病院トップの最大の仕事は、医師の手の及ばぬ末期ガン患者の看取りでした。いかに安らかに最期のときを迎えるか。それは先人の知恵を学ぶことから始まります。
内容説明
医療は最終的に無力になる。民間初の地域医療支援病院トップはなぜ医師の手の及ばぬ看取りを最大の仕事としたのか。先人の智慧・名言に学ぶもっとよい死の迎えかた。
目次
第1章 医療は最終的に無力になる
第2章 人は「心の癖」に流される
第3章 「想い」が望ましくない世界を創る
第4章 他に依止するものは動揺す
第5章 薫習―心が「汚れる」メカニズム
第6章 「想い」から出離するための言葉
第7章 「気づき」―感覚を素直に感じる
第8章 テキパキと、軽々と、明るく、しなやかに、準備万端で
第9章 瞑想―生きる態度を変化させる最良の方法
著者等紹介
金重哲三[カネシゲテツゾウ]
昭和24年生まれ。昭和53年岡山大学医学部卒業。岡山大学医学部大学院博士課程修了。香川県立中央病院勤務を経て岡山中央病院泌尿器科にてガン治療に取り組む。平成5年より、患者による医療の自己決定を支援するLMD(Let Me Decide/私に決めさせて)運動を始める。平成6年「自分で選ぶ自分の医療をすすめる会」設立。現在は岡山中央奉還町病院院長、岡山中央病院理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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