7人の主君を渡り歩いた男 藤堂高虎という生き方

電子版価格
¥1,100
  • 電子版あり

7人の主君を渡り歩いた男 藤堂高虎という生き方

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B40判/ページ数 254p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784046014641
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0021

出版社内容情報

なぜ主君を7度も替えることができたのか?藤堂高虎に勇気ある生き方を学ぶ

生涯に主君を7度も替えたと言われながらも、徳川家康の絶大な信頼を得た藤堂高虎。なぜ裏切り者と蔑まれなかったのか? その生き方から、勇気をもって生きることの覚悟を学ぶ、現代人へのメッセージがこもる1冊。

内容説明

主君を変えるごとに出世を果たし、秀吉・家康も惚れ込んだ男。その生涯を貫く信念と生き方を学ぶ。

目次

序章 七転八起―生き方を教えるその人生
第1章 強い意志を培う
第2章 感謝に目覚める
第3章 人生を変える人との出会い
第4章 期待に応える
第5章 信頼こそ第一
第6章 潔さの果てにあるもの
第7章 選択を誤らない
第8章 真心で尽くすことも仁
第9章 私事を除き、公に尽くす
終章 晩年をより良く生きるために

著者等紹介

江宮隆之[エミヤタカユキ]
昭和23年生まれ、山梨県出身。中央大学法学部卒業後、山梨日日新聞入社。編制局長・論説委員長などを経てフリーに。昭和63年『経清記』で第13回歴史文学賞、平成6年『白磁の人』で第6回中村星湖文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

綱成

10
藤堂高虎の人生の要点を抽出し、今の社会人に読ませる本です。個人的に藤堂高虎は好きな人物です。確かに主君を何度も変え、最後は徳川につく。嫌いな人は嫌いかもしれませんが、どんな逆境にも負けず、ただ己の信念に正直な姿が好きです。2016/02/10

ゆうへい

5
戦国時代を己の天賦の才能を駆使しながら、したたかに生き抜いた藤堂高虎の生涯に基づいて、現代社会を生きるサラリーマンへのメッセージが章末に綴られています。要するに、藤堂高虎の生き方を現代生活に置き換えた部分は腑に落ちていました。小説的要素と史料的要素をミックスしている事で読みやすさを促進しているのでしょう。内容全て出来そうに無いですが、多くのポイントから現代生活のの中でいかに自信を持つかとても参考になります。一般的に築城家のイメージが強いですが、一方で7度も主君を変えた風見鶏のマイナスイメージがあります。2021/02/06

getsuki

5
分かりやすく書かれていて、まっすぐで好感の持てる高虎の生涯、面白かったです。章末のまとめはビジネスマンへのメッセージと取ればいいのかな?2016/01/26

いでで

2
戦国時代、7回も主君を変えている珍しい武士である。最初は自分の腕さえよければなんでもできる、主君にもなれると思い込んでいたが、徐々に知恵をつけていき教養、築城のやり方などを身に付け最終的には32万石の大名になった。 藤堂高虎は、同僚との喧嘩や主人の悪さなどにより最初は、主人を変えていたが豊臣秀長と徳川家康には長く仕えている。性格は卑屈になるまで仕えることと努力家である。又築城のやり方を学ぶ際、武士のプライドを捨ててその道のプロに教えを学んでいた。 藤堂高虎は現代の転職を先駆けた人だと思っても良いと思った。2018/07/08

s

1
★★★ 読書を始めて以来、敬遠し続けた歴史関係全般。複数の主君に仕えたということで藤堂高虎に興味を持ち、生まれて初めて武将のお話を読んだ。現代の会社員向けの話は別としても、高虎が主君を渡り歩きながら、ひとかどの人物になったというところは感情移入してしまう。ほかの人に書かれた高虎についても読んでみたい。 2017/09/13

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/10103113
  • ご注意事項

最近チェックした商品