出版社内容情報
ハプスブルク家700年の帝都ウィーンの歴史・文化・芸術をそぞろ歩き! ウィーン観光が10倍楽しくなる謎と不思議を解き明かす1冊!
内容説明
ハプスブルク家の帝都として発展してきたウィーン。世界遺産にも登録されたその街並みには、歴史と芸術が息づいている。本書は、シェーンブルン宮殿などの名所旧跡・芸術・音楽からゴミ焼却場(!)まで、何気ない風景のなかに隠された謎と不思議を解き明かす一冊。本書片手にウィーンをめぐれば、街歩きがいっそう楽しくなる!
目次
序章 ウィーンってどんな街?
第1章 シェーンブルン宮殿編
第2章 ウィーン美術史美術館編
第3章 音楽編
第4章 旧市街・名所旧跡編
第5章 皇妃エリザベート編
第6章 世紀末美術編
第7章 暮らし・生活編
著者等紹介
武田倫子[タケダノリコ]
徳島県出身。ウィーン国立音楽大学卒業。オーストリア国家公認通訳ガイド。エッセイストとして各雑誌への執筆の他、コーディネータとして歴史、音楽、美術を中心に取材を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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おとん707
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この本を持ってウィーンの街を歩いたら楽しいでしょうね。女性らしい視点も感じられ、私なら見落としかねないところも言及されている。クリムトの「接吻」は多くの場合絵全体でなく顔を中心にトリミングされて紹介されているが、著者は全体像を紹介し、その危うさに言及している。そう、私がこの絵の実物を見て感じたのもそれです! 夫々の話題は豊富な絵とコラム風の文で構成されているが、紙面の制約からか登場人物間の関係や背景が簡略過ぎてわかりにくいところもある。ハプスブルク家関係の本と合わせて読むとよりわかりやすい。2018/07/28