出版社内容情報
人生は登山。上手に下って、登ったことに意味がある
人生はしばし登山にたとえられます。そして人生の中にもたくさんの山があります。私たちは登ることにばかり囚われがちですが、登山は下山してこそ意味のあるもの。禅の教えのもとに、上手な山の下り方を説きます。
内容説明
人生はしばしば登山にたとえられます。一生懸命に登って頂上にたどり着き、そして自分の足で下りきってこそ完結するもの。永遠に登り続けられる山などありませんし、頂上にしがみつくことは遭難しているのと同じことです。人生で遭難しないために、緩やかに、そして幸せを感じながら下山するコツを収録。
目次
第1章 下山という哲学(くだりの一歩を踏み出すこと;誰々のためという発想から抜け出す ほか)
第2章 下山における心の整理(あえて曖昧にするという智慧;肩書きや自負心を捨てること ほか)
第3章 心地よい下山のために(生きた証を残したいという気持ち;1年前の自分と今の自分を比べてみる ほか)
第4章 「十牛図」に見る人生の山道(本当の自分を探す10の旅物語;尋牛―「真の自分」を探す ほか)
著者等紹介
枡野俊明[マスノシュンミョウ]
1953年、神奈川県生まれ。曹洞宗徳雄山建功寺住職、庭園デザイナー、多摩美術大学環境デザイン学科教授。玉川大学農学部卒業後、大本山總持寺で修行。禅の庭の創作活動を行い、国内外から高い評価を得る。芸術選奨文部大臣新人賞を庭園デザイナーとして初受賞。2006年の『ニューズウィーク』日本版にて「世界が尊敬する日本人100人」に選出される。主な作品に、カナダ大使館東京、セルリアンタワー東急ホテル日本庭園など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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