内容説明
傑作スパイ・ミステリーシリーズ「ジョーカー・ゲーム」を完全解剖!各種インタビュー、“D機関”のモデルとされる陸軍中野学校の謎、世界のスパイの歴史、柳氏推薦のスパイ短編掲載など、盛りだくさんの内容で送る「ジョーカー・ゲーム」公式副読本。
目次
巻頭企画 映画『ジョーカー・ゲーム』監督・入江悠インタビュー
「ジョーカー・ゲーム」の世界(「ジョーカー・ゲーム」について;D機関とは?;結城中佐とは?;D機関の訓練;舞台は世界!各国に出没するD機関員たち;「ジョーカー・ゲーム」シリーズ各話概略;コミック版「ジョーカー・ゲーム」『Dの魔王』)
小説「ジョーカー・ゲーム」シリーズ作者・柳広司インタビュー
スパイの歴史(“D機関”のモデル「陸軍中野学校」とは?;実在したスパイたち;スパイに技術―「陸軍中野学校」で行われていたこと)
特別掲載 柳広司氏推薦!傑作スパイ短編「薔薇と拳銃」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
海猫
93
映画の監督と作者のインタビューは興味深かったがコラム書いてる面子がアレだし本で持ってる007の短編が載っててもなー、ということで。まあ小説読むきっかけにはなったか?2015/01/29
ゆかーん
59
『ジョーカーゲーム』の謎を深めるというよりか、D機関の世界観を堪能できる一冊。陸軍中野学校の生徒たちの活躍を知ると同時に、世界には有名なスパイが沢山いることを知りました。しかしながら、有能なスパイというのは、世間に名前が知られてはいけません…。つまり今回、名前が紹介されてしまったスパイは、二流三流ということらしいです(笑)本書は、映画の裏話から柳さんのインタビューなど、幅広いジョーカーゲームの知識を得られ、さらに柳さん推薦の小説も読める全体的にお得な一冊となっていました。2016/08/22
アッシュ姉
58
『ジョーカー・ゲーム』を完全解剖!と紹介されていたので、正直ちょっと期待外れでした。つまらなくはないけど、公式副読本としては物足りない内容。柳広司さんのインタビューと、陸軍中野学校の話は面白かった。007シリーズの短編「薔薇と拳銃」も掲載されてましたが、やっぱりボンドはチャラくて好きじゃない。結城中佐の方が断然クールでカッコいいわ。2015/05/07
緋莢
19
4作刊行され、累計100万部を超える人気シリーズである「ジョーカー・ゲーム」。“魔王”の異名を持つ結城中佐が設立した異能集団「D機関」、その精鋭たちが活躍したエピソードの概略や、「D機関」のモデルとなった「陸軍中野学校」や実在のスパイのエピソード、さらには著者や監督のインタビューを収録した公式副読本。2015/10/04
羽衣 空
16
ジョーカーゲームの謎と言うより、映画ジョーカーゲームの紹介、登場人物の紹介。中盤から陸軍中野学校の歴史。有名な実在スパイの紹介。後半007薔薇と拳銃の掲載。ジョーカーゲームに関してはもう少し掘り下げて欲しかった。シリーズは一通り読んだが再読したい。2017/05/11