健康に生きる覚悟

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健康に生きる覚悟

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  • サイズ B6判/ページ数 208p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784046002358
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C2047

内容説明

「健康に生きる覚悟とは、一度限りの貴重な試みである人生を積極的に生きるか、そのへんの石ころのように無意味に、そこにあるだけに終わるかの選択である」―。八十代でも現役作家。生涯仕事を続けるための極意とは。

目次

第1章 人生、「後編」こそ本番(人生の「後編」をどう生きるか;「現役」から「誉生」へ ほか)
第2章 体のメンテナンスは「無理なくできる」が理想(「健康のための健康」より「生き甲斐のための健康」;四十八年の作家生活を支えてきた一日のスケジュール1―午前中 ほか)
第3章 私が実践している健康法(「病気になれる日」を三日つくっておく―時間の予算計画を立てる;「何もしたくない」ときは何もしなくていい ほか)
第4章 「人生の後編」の生き甲斐を見つけるために(「行きつけのカフェ」で老い(熟成)を楽しむ
百名山より約束の山―中高年への登山のすすめ ほか)

著者等紹介

森村誠一[モリムラセイイチ]
昭和8年、埼玉県熊谷市生まれ。熊谷商業高校から青山学院大学文学部英米文学科に進む。大学卒業後、9年余のホテル勤務を経て、本格的に作家活動を開始。昭和44年、『高層の死角』で江戸川乱歩賞を受賞。昭和47年、『腐蝕の構造』で日本推理作家協会賞、平成15年、日本ミステリー文学大賞、さらに、平成23年に『悪道』で第45回吉川英治文学賞を受賞する。推理小説の分野にとどまらず歴史・時代小説、ノンフィクション、さらに自ら提唱した「写真俳句」など、作品の幅を広げながら、精力的に執筆活動を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

すうさん

6
かつて読んだ五木寛之の健康養生論とは趣がちがった。健康中心に森村誠一が人生を振りかえった。確かに齢85歳を超え人生の完結に近い現在の彼の随筆は、ある意味真に迫るものがある。しかしそうやって彼の生きてきた人生を学んで知恵をつけても、自分たちの現実はそう簡単に対処できない。同じようにしたって同じ結果が出るわけでもない。ただし「生きる覚悟」を持つことは大切だと思う。「なぜ生まれてきたのか、何のために生まれてきたのか」に直結するからだ。五木寛之のような「死ぬ覚悟」はここには出てこないが、明らかに元気が出ると思う。2019/10/01

三浦正

1
この2か月の間に森村誠一作品、図書館本(消極的な選択で小説)4冊読んだかな。 本書は五冊目、80過ぎてから書いた健康指南本かな? 著者の真面目な性格、健康に留意した日々の暮らし・流儀は良く理解できた。この人、長年 清く正しく生きてきたようである。共感とか真似できる部分は少ない。 2019/07/06

みっくん

0
健康に生きるの続きに「覚悟」って持ってくるセンスが森村さん。内容は、あくまでも森村氏の考えであって参考になるとは限らないのだけれど、心構えがすごい。さすが第一線と思わせる。  名言:人生の自給自足は隠者のみ 無数の人生の果実を集めた共同倉庫に、それぞれの果実を携えて参加できるのが社会 ただ休んでいるだけでは充電にならない 食事には食べ物を中心にする場合と人間関係を中心にする場合がある2021/12/24

アンチェロッティ

0
2019年 7冊目2019/01/13

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