内容説明
学校の歴史授業では教えてもらえない「男色」「歌舞伎」「銭湯」など、日本の歴史と文化を語るうえで欠くことができない重要テーマを厳選し、その起源から変遷、そして現在までを「おもしろ歴史授業」の第一人者・河合敦先生がやさしく解説。
目次
第1章 思想・精神(デマの日本史;怨霊の日本史 ほか)
第2章 芸能・技術(歌舞伎の日本史;相撲の日本史 ほか)
第3章 食物(寿司の日本史;米の日本史 ほか)
第4章 風俗・習俗その他(風呂の日本史;男色の日本史 ほか)
著者等紹介
河合敦[カワイアツシ]
1965年東京都出身。早稲田大学大学院博士課程単位取得満期退学。歴史作家・歴史研究家。歴史書の執筆をおこなうかたわら、TV『世界一受けたい授業』のスペシャル講師などをつとめ、歴史の意外なエピソードや真実をわかりやすく紹介して人気を博している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひー坊
10
なかなか面白かった。真面目な話は全然なくて、『へぇー』っていう雑学本みたいな感じ。学生さんには夏休みの自由研究にぴったりかもね。2019/08/19
キャベ
1
歴史自体というより、歴史雑学本。近世~近代の日本が銅の一大産出国で、日本の銅が入ってこないと清の貨幣経済が崩壊してしまう…だから清は日本に譲歩した。とか、そのあたりの話は面白かったのでもう少し詳しく知りたかった。まあ、それは専門書を読めってことでしょう。この本は、浅く広くの本でした。2015/09/10
らいしょらいしょ
0
知ってるものも結構あったが、車や銅、肉食、色、犬の日本史は、知らないことも多くて興味深かった。日本人って、ずっとこうだった、というものじゃなくて、結構変化を経てきてるんだよね。2016/11/15
みなもと
0
知らない知識が多く楽しめた。個人的には怨霊や色彩についての項目が読み応えがあったかも。日本史とデマの関わりの説明には現代でも通じる人心のおぼつかなさがあって、教訓として捉えると興味深いなと思う。2023/08/24
Tanaka
0
それぞれのトピックについて深く書いている。2019/09/21