中経の文庫
+(プラス)-(マイナス)×(かける)÷(わる)のはじまり

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  • サイズ 文庫判/ページ数 223p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784046001207
  • NDC分類 411.1
  • Cコード C0141

内容説明

本書では、数学の教科書にも載らない数学記号の由来やエピソードを楽しく紹介します。さらに、古代バビロニア・古代エジプトの数字や分数の読み方の解説と例題あり。数学英語と日常使っているカタカナ語との間の意外な関係を解き明かす、驚きと発見の一冊!

目次

1章 小学四則演算・記号のルーツ
2章 小学算数用語・記号のルーツ
3章 小学図形用語・記号のルーツ
4章 数字のルーツ
5章 中学代数用語・記号のルーツ
6章 中学幾何用語・記号のルーツ
7章 高校関数用語・記号のルーツ
8章 高校確率、集合用語・記号のルーツ

著者等紹介

原島広至[ハラシマヒロシ]
歴史・サイエンスライター、イラストレーター、3DCG作家。手彩色絵はがき、古地図の蒐集家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

月讀命

55
東日本大震災の時、ラジオのAC広告機構のCMで、『たす』・・・助ける。『ひく』・・・引き受ける。『かける』・・・声をかける。『わる』・・・いたわる。・・という『思いやり算』のCMがラジオから流れてきて感心した事がある。それとは全く関係ないが、普段使っている『+』『-』『×』『÷』等の記号や数字にはどういう意味があるのかを知りたくて読んでみた。語源やルーツを探る事で、苦手な算数、数学を少し理解出来たかもしれない。累乗、平方根、素数、微分、積分、対数、サイン・コサイン・タンジェント等も国語的に説明してくれる。2015/01/03

へくとぱすかる

25
数学記号の歴史に特化したとはいえ、それだけで1冊はきつかったようで、数詞や用語の歴史も収録。類書が少なそうなので資料として利用したい。ところで小数の単位のルーツがすべて『塵劫記』にあるように読める記述は、やや勇み足では。「渺」~「清浄」は『算学啓蒙』からだろう。「阿頼耶」「阿摩羅」「涅槃寂静」の3つは、wikipediaにあるものの、典拠を私も知りたいところ。2016/07/03

姉勤

20
四則演算(+ー×÷)の記号や√、Σ、αβなどの数学て使う記号の起源や由来など、計算に関する豆知識集。初めてそれらを用いた人物と計算術などとともに、印欧古語からラテン語、ゲルマン語を経てから、英語、ドイツ語、オランダ語などの現代のヨーロッパ各国の数詞の違いを進化図のような樹状で紹介。まさにルート(根)。壱〜無量大数などの漢数詞も紹介し、夏休みの自由研究にぴったり。2015/07/15

たか

5
数学的な側面の解説よりむしろ記号の歴史や英語の語源などが主な内容です2018/11/30

うゑしま

3
娘の通院の待ち時間にと思って図書館で借りました。暇つぶしには最適。秒が英語でsecondである理由、エクアドルの国名の由来、11と12だけ英語の表現が違う理由、ファクシミリの名前の由来など、いわゆる「トリビア」の宝庫でした。2014/06/08

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