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内容説明
ついに明かされた『ラプラスの箱』の在り処。最後の航海に赴く“ネェル・アーガマ”の前に、圧倒的多勢のネオ・ジオン艦隊と、親衛隊隊長アンジェロ・ザウパーが駆る“薔薇のモビルスーツ”が立ち塞がる。“フルアーマーユニコーン”を駆り、最後の決戦に臨むバナージ。いくつもの思惟が交錯する中、マリーダ・クルスの命の光が奇蹟のトリガーを引いた―。文壇の気鋭作家による話題のガンダムサーガ第9弾、ついに最終章突入。
著者等紹介
福井晴敏[フクイハルトシ]
1968年、東京都墨田区生まれ。98年「Twelve Y.O.」で第44回江戸川乱歩賞を受賞し作家デビュー。99年『亡国のイージス』では第2回大藪春彦賞、第18回日本冒険小説協会大賞、第53回日本推理作家協会賞を受賞。2002年『終戦のローレライ』では第24回吉川英治文学新人賞、第21回日本冒険小説協会大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こんこん
3
強化人間の定め、なのか。2011/04/30
_mogura19
3
マリーダさん……うぅ…グスン。2011/04/03
スカイラ・プリメラ
2
いよいよ佳境。様々な事に決着がついていく。対アンジェロ戦はスッキリできない決着。バナージのフロンタルに対する怒りを増すためだけの出来事になってしまったのなら、アンジェロが惨めすぎる。対リディ戦の結果、ネェル・アーガマを守ってマリーダが逝った。しかしマリーダの思惟は、死してなお人々を諭し、強く結びつけた。アイスクリームのくだりは、死亡フラグだったか…。マリーダとバナージは仲の良い姉弟みたいだったから、戦後、平和な日常にいる二人も見てみたかったな。2018/01/20
かすくり
2
ジンネマンかわいいよジンネマン。この巻は出番は少ないものの、オイシイところをキッチリ押さえてくる。あと、相変わらず防眩フィルターが大活躍すぎる。それに、場面場面の流れが、過去のガンダム作品のオマージュ過ぎる件。だが総体としてはとても面白かった。2011/07/29
松竹バイバイ
2
バナージが、というかユニコーンが馬鹿強い。とはいえ、後の世界、閃ハサやF91、Vガンにおいてサイコミュ兵器がどんどん廃れていくのを考えると、これぐらいオーバーテクノロジーだったのかもなぁと変に納得するところもある。これは確かに、封印もされるよねという話。ブライトサーガとそれ以降、西暦と宇宙世紀、不自然だったミッシングリングを力技で埋めてみせた福井さんには正直脱帽。やりすぎとも感じるけど、この人にしか出来なかっただろうな。次巻完結!!2011/05/06