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内容説明
ついに本性を現した魔術師アグシーダ。その正体は“夢を見続ける神”のアバターだった。無限舞台の観客であることに飽いた神は、自らが舞台に立つことを望み、アグシーダを介して“雑音”を動かし、無限舞台=世界の終末に向けて突き進む。それを阻止すべく、翔たちは生き残っている“端末”たちと共同戦線を張ろうと試みるが―。いよいよ最終決戦、神を出し抜くことはできるや否や!?超加速無限バトル、驚愕のファイナル。
著者等紹介
九重一木[ココノエイチキ]
「第13回スニーカー大賞」で優秀賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
不以
2
この世は夢。神様の見る夢でしかない。って設定でその唯一神に普通の人間のまま立ち向かうというトンデモを書ききった愉快な話。力が隔絶していようとも心を攻めることはできる。驚愕で刺し、恋の毒を注ぎ、恐怖で縛り上げ調教する。神に向かって啖呵切るシーンは何度読んでも素敵だ。2015/10/05
しゅう
1
読了。最初ただ守られるだけだった真白が、自立して壁に立ち向かうようになったり、巡自身もすっかり姫を守るナイトが様になったりと、みんながみんな自分の役割を自覚して行動していった事がいい。で、ちゃんときれいにまとまって、オチ(ディンダニア含めてハーレム)もついて、もう文句ないね。2017/09/30
不以
1
勝った!ハッピーエンド!すっきりした!この世界は“神”の夢でしかなく、その神が敵だという絶望に勝利した!夢から覚めた現実への恐怖をたたき込むという発想はなかったなあ。それが聞いたかどうかはさておき文句無しのハーレムエンド。好き好きと叫び続けていたみんなが報われてよし。2013/02/05
nanashi
1
完結。当初は「頭の弱い子」にしか見えなかった真白がかなりヒロインらしく成長していた。シリーズとしても綺麗にまとまった気がする。しかし、これから美少女文庫で一冊本が出そうなオチだなぁ、とも思った2011/10/17
psychicer
1
完結。見事なハーレムエンド。ちょっと立場が分かりにくかったり、あの決着はどうなったんだっけ?と思わせるところもあったが、なかなか良かった。2011/07/18