角川ビーンズ文庫<br> 華葬伝―Flower Requiem〈上〉

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角川ビーンズ文庫
華葬伝―Flower Requiem〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 236p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784044550295
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0197

内容説明

四百年前、人々が神を殺したため、輪廻が失われ幽鬼がはびこる世界。記憶をなくした少女・幽冥は「義人」のひとりに選ばれる。その宿命は、この世を護る贄人・繭のために命尽きるまで戦うこと。他の義人たちと戦うなか、記憶に刻まれた自分を呼ぶ声に悩まされる幽冥だったが、神の復活を望む人々が反乱を起こし―!?「来世でも、あなたに会いにいくよ」第1回台湾角川ライトノベル大賞・金賞受賞作。

著者等紹介

久遠[クオン]
8月17日生まれ。台北在住。大学院にて勉学中の院生。大学在学中に「華葬伝―Flower Requiem」で第1回台湾角川ライトノベル大賞・金賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しろがね@中四国読メの会参加中

5
市立図書館2013/05/06

Rara

5
中華風というよりは、中華圏の方が書いたファンタジーという雰囲気…でしょうか。個人的にはその異文化的なムードが、普段目にする欧米の翻訳物とは違う読みごたえで興味深かったです。設定の凝り具合はちょっと昔の少年向け的? 個人的には、普段のラノベ的な読み方ではないけれど、新鮮に読めました。2011/01/05

ちはや

4
当たり前とはいえ、漢字の読みが違うので読みにくいことこのうえない(笑)ちょっとびっくりだったのは一人称だったこと。普段は一人称苦手なんだけど、あまり一人称一人称してなかったからその点は良かったかも。上巻を読みながらだいたいの展開は予想がつくかな。あと、なんとなく昔懐かしのキョンシーを思い出したのはお国柄か(笑)ピョンピョン飛んではいなかったけど、ふと思い出したのよ。2011/01/02

ちぃ

2
上巻読了。世界観、名前、死生観。近しいけれど異なる文化を下敷きにした物語は初め少し取っ付きにくかったもの、読み進めていくうちに違和感はなくなりました。所謂、今時の少女小説的な甘さや恋愛要素はなく、人の生き死にが、神呪いが残酷な描写で記される物語は「軽く読む」にはきついかも知れませんが、幽冥のどこか感情移入しやすい駄目っぷりが良い緩衝材な感。キツいながら凛とした女の子たち、優しいけれど裏のありそな男性陣と、下巻に向けて彼らと神と籠庭がどこに向かうのか、楽しみに読みたいと思います。2012/09/09

寒上ぺそぎん

2
……異性にはウケが良く、同性に嫌われるヒロイン登場? とか思ってしまったが、読んでる限りではあながち間違いではなかったかもしれない(笑)。神殺しの裔、それを守る若者たち、神が死んだが故に転生できずに狂える魂、とスケールが大きそうな設定ではあった。2011/11/06

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