内容説明
やむを得ない事情で仇同士となってしまった綺理と冬惺。(俺にはもう、綺理に好きだと告げる資格はない)そう思い悩みながらも、冬惺は綺理を救い出すため、紅楓家と決着をつけるため、出陣する。一方、綺理は紅楓家将軍・空騅が、妖王万宵と手を組んだことを知る。しかも、戦いに乗じて万宵が淵妖の大群を送り込んできて…!?綺理は淵妖の手から愛する王国を守ることができるのか、そして冬惺との絆の行方は!?感動の完結巻。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シュウ
4
完結。全ては収まるところに収まったかな。相手を思いやる心って大切だな。2015/07/17
紅羽
3
金蘭の王国シリーズ五冊目。完結巻。艱難辛苦の末に迎えた大団円。ハッピーエンドを信じつつも事態はどんどん悪くなり、全てが片付いても二人の結婚は情勢的にも許されない状況に…。いよいよどうなるか分からなくなったところに後押しするのはやはり翔波。冬惺も結構あっさり吹っ切れたようですが、本当に良かった。しかし彼が綺理への想いを昇華する前に懐妊するとは…。その後の彼らが読みたいです。2015/02/01
水無月@更新停滞気味
2
完結巻。冬惺と再会して、空騅や万宵と決着をつけて…と怒涛の展開。その決着のつけ方を楽しむ巻だと思う。当然ハッピーエンド。最後の方で、『砂吐く』って比喩はこんな感じか…と思った。ま、みんなそれぞれ決着つけて満足できる終わり方。あー面白かった。もっと評価されてもいいと思うんだけどなぁ。あと個人的には真羅って結局綺理のことどう思ってたんだろう…っていう謎は残った。それから翔波、君の復讐はもうできそうだよ(笑)「綺理が母親になる頃には穏やかな愛情へと昇華される」的なこと書いてたけど大丈夫か?(笑)2011/02/22
みあ
2
最後までハラハラさせられましたが、見事な大団円で本当によかったです。「口で説明」にきゃー!となった(笑)2010/05/02
有珠
2
まさしく大団円!!と言うにふさわしい話でした。白桜VS紅楓も真羅VS万宵も無事に決着がつき、どうなるかと思った冬惺と綺理もめでたくハッピーエンド。お互いを大切に思いながらもなかなか上手くいかなかった分ラストの告白やらその後は甘々でした。特に冬惺。天然恐るべし。相変わらず翔波は不憫でなりませんがwまぁしっかりフラグもたってますしこちらもどうか幸せに。名前など凝った設定が個人的にすごく好きだったので満足いくお話でした。2010/05/01
-
- 和書
- ウソのような現実の大図鑑