内容説明
エキゾチックなサムライの国、チーノ。母国を遠く離れ、この地で大活躍のエドワードたちにも、帰国の時が近づいていた。しかしここにきて大事件が!!兄の博打の借金のカタに、身を売ろうとする健気な少女を助けるため、エドワードは賭場の胴元で和風イケメンのサンダユウと取引することに。その取引とは、国主ハルヒデの扇の秘密を探ることで!?失敗したら帰国延期&銀山でタダ働き!?史上最大、劇的大バクチの第12弾。
著者等紹介
椹野道流[フシノミチル]
某大学法医学教室勤務を経て、現在は作家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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はつばあば
35
国主たるものこれくらいの手腕と度量がなくては(#^^#)。 まだチーノを出る事のできないエドワード一向。だって船が来ないんですもの(;´∀`)。その間に思わぬ事件が。いやいや事件なんて大したものじゃない。怪我を理由に酒を喰らって博打に現を抜かし自己憐憫に浸るバカ兄貴の為に身売りをせねばならなくなったカノの友達を助ける為に、またもや国主と相まみえる(夜中に(^^♪・・)事となったエドワード達。プライス警部も銭形警部に重なって見えましたよ(^^♪ 無事チーノを出られたエドワード一一行に思わぬ付属が・・2021/12/10
ありす
30
ハチャメチャで楽しかったー。とうとう帰国の目星がついたエドワードたち。そんな折に飛び込んできたのはウノスケの妹カノの友人が、兄の借金を方に望まぬ身売りをするという話。カノに世話になったエドワードは、身売りをしなくて済むよう様々な賭けをすることに。国主にしてやったりと思ったら最後にしっかりやり返され。どの立場の人も皆値はいい人で、それも読んでて楽しい理由かも。ロンドラ行きの船に乗ったエドワード一行。次は2ヶ月ぶりの再会が待ってる。マイカ、マーシャル、ロジャー、皆どんな反応をするか楽しみ。【シリーズ13作目】2021/12/27
しましまこ
18
プライス、なんていい男なんだ!劇は良くわからんかったが、かわええ魔物先輩がいるだけで良し。2018/06/13
紅羽
8
シリーズ十二冊目。チーノ編終了。シーヴァ不在の内にロジャー兄さんとハリエットさんが何だか良い感じの雰囲気…(笑)チーノ組の方も最後までハラハラしつつも綺麗にまとめられていて、爽やかな読後感でした。次回はアングレへ帰還。最後まで楽しみたいです。2015/02/18
仮面堂
4
登場人物も物語も清しい。心の清涼剤。2011/07/08