内容説明
「ロディア、お前のことを愛してる。お前だけだ」策略によりジェレマイヤに捕らわれたランセの処刑当日、ロディア達は、強行手段にてランセの救出を試みるが、ロディアを庇ったランセは銃弾を受けてしまう。瀕死のランセを胸に抱き絶望するロディアの前に現れたのは、ランセの体を乗っ取り、世界滅亡を企む旧神・ミラだった。世界を守るため、ランセを取り戻すため、ロディアは最後の戦いへ挑む。海軍出世物語、完結巻。
著者等紹介
栗原ちひろ[クリハラチヒロ]
11月29日生まれ。第3回角川ビーンズ小説大賞にて“優秀賞”受賞。2005年「オペラ・エテルニタ 世界は永遠を歌う」でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
秋製
20
ロディア達はランセの奪還を目論み実行に移していた。ミラの計略によりランセの肉体を奪われ、更に王国の滅亡の危機に直面する。彼女は仲間の力を借り、ランセを信じ神に立ち向かう。もどかしい位に進まなかった2人の関係が落ち着き、麗しくも凛々しかったロディアが、愛らしい女性である面が見れて満足。後簡潔ではあったけど、レーン号の士官達の辿った道が知れたことは嬉しかったですね。2013/03/04
雨蛙
9
本気を出したアルデアにほれました。短編集が出ないか期待してます。2011/09/05
れいき
8
その後のルーナ・ノアの一文に万歳した。万歳三唱した。歳の差ばんざい!身長差ばんざい!無表情夫婦万歳!イラストで二人の並んだ姿の描写があるだけに萌え転がった。詳細をぜひぜひぜひ知りたいー!あとカロルの嫁。アルデアがちっと切なかったなー。きれいに終わりました。大変面白いシリーズなのでマイ殿堂本棚に収納します。2011/09/05
かや
7
最後までハラハラどきどきしたり、胸が熱くなったり切なくなったりっぱなしだった!誇りと絆と愛、他にもたくさん色々なものが詰まった素敵な物語だったな。ランセ、ロディア、カロル、アルデア、キニス、ルナ・ノア、他の人達もみんな大好き。ランセとロディアの関係も無事に収まるところへ。アルデアのロディアへ向けた言葉が良かった。キニスとノア、お似合いだな。登場人物たちのその後の行方が記されたのを読んで少し泣きそうになった。みんな幸せになったみたいで本当に良かった。2015/03/09
絳楸蘭
7
表紙の二人が素敵すぎる! 楽しくて全巻一気読みをしてしまった♪みんなの格好いいシーンがあって満足!しかも、その後までわかるなんて…。ランセとロディアの天然ラブラブ振りにやられました♪2013/02/12