内容説明
「死ぬな、ロディア。俺のために生きていろ。これは命令だ」上層部に啖呵を切ったロディアは、軍規違反の罪で投獄される。しかしランセの友人・カザルス提督の協力も得て、釈放されることに。その後ロディアは、密かに敵国の皇子誘拐を続行するため、再び仲間たちと海へ出た。マディス王国軍の敗戦が色濃くなる中、人々は切り礼となるランセとロディアが率いるレーン号の帰還を待ちわびるが―！？海軍出世物語、第３弾。
著者等紹介
栗原ちひろ［クリハラチヒロ］
１１月２９日生まれ。第３回角川ビーンズ小説大賞にて優秀賞受賞。２００５年「オペラ・エテルニタ世界は永遠を歌う」でデビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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秋製
18
海軍上層部の遅々として進まない会議に、ロディアは男らしい啖呵を切り投獄される。しかし、何時の間にか？結成されていた後援会のご婦人方の差し入れにより、牢は快適すぎる空間に変貌してしまう。そうこうしている内に謹慎は解かれ、レーン号は再びアスファル帝国皇子ザーヒルの誘拐の任を受け出航する。レーン号艦長ランセが契約した旧神”ミラ”は運命を反転させる力で均衡の神アルモニアを混沌の神えと変貌させてしまう。2013/03/04
momo＠高校生になりました。
9
うわああ面白かった……！ このシリーズなんで今まで読んでなかったんだろうほんとに。レーン号の士官たち全員が好き。ワイワイやってるシーンが楽しくて楽しくて。一つの戦争が終わる、節目の巻。決意を胸に闘う姿が格好良くて震えた。ロディアに惚れそう(笑) ランセとロディアの関係も動いたような……？ そういう方面に関してはいい大人が二人してなんというか。続きがあるなんて嬉しい！ 大好きなシリーズ。2012/06/08
歩月
9
ロディアが相変わらず麗しかった。でも、ランセの前ではドキドキしたりで可愛いなぁと思いましたｖ ランセの男前度がどんどん上がってる気がするのは私の好みだからでしょうか？ｗ本当に格好いいです！ 今回アルデアの活躍が多くて嬉しかったです♪たまに出る男口調がツボです。 アルモニアがあんなに簡単に崩れるなんて…ミラ最強すぎですね!! ロディアがランセと少しでも長く一緒にいられますように願ってます！続きがとても楽しみですｖｖ2011/02/21
絳楸蘭
8
いろんなことが反転してすごいなぁの一言。ミラの力で串刺しもなかったことになるんだ!?ランセは自覚ありでロディアは無自覚か…。2013/02/11
桜華
6
ひたすらロディアが格好良かったです。今回もうっかり惚れそうになりました。まさか神様まで口説くとは……！2011/09/13
