角川ビーンズ文庫
彩雲国物語―蒼き迷宮の巫女

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  • サイズ 文庫判/ページ数 256p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784044499204
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

異能の一族・縹家の宮で目覚めた秀麗。外界と隔絶された宮から出るには、大巫女・瑠花に会わねばならない。けれど彼女の居場所は分からず、異能「千里眼」を持つ珠翠を探すことに。一方王都では、史上最悪の大災害、蝗害に対し、重臣たちが協議を重ねていた。しかし対処の全権を委任した国王の劉輝は、ただ見守るだけ。珠翠探しと並行し、蝗害の対処法も探る秀麗は、劉輝の救いとなれるのか!?クライマックス直前の第16弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まりもん

95
完結による再読。ちょっと瑠花や朱翠達の頑張りに感心している間に劉輝側がかなり弱い立場になってきている。旺季の考えは劉輝よりも年期や経験が違うだけに本当に勝てる見込みがなく感じてしまう。それに秀麗側の情報も旺季側に筒抜けなのも痛い。2011/07/14

みちゃ

87
【朝廷・御史台および縹家編】彩雲国、第16弾!異能の一族・縹家の宮で目覚めた秀麗。外界と隔絶された宮から出るには、大巫女・瑠花に会わねばならない為、異能「千里眼」を持つ珠翠を探すことに。一方王都では、史上最大の災害「蝗害」が起きていて…家のあるべき姿を取り戻すために珠翠を捜すことにした秀麗たちと、「蝗害」対策および王位簒奪へと密かに動き出す朝廷。秀麗の活躍による縹家再生。迫り来る蝗害の脅威に対して、縹家では秀麗が、王宮では旺季一派が大活躍!とりあえず縹家での騒動もひとだんらくし虻害への希望も見出せよかった2010/04/01

エンブレムT

74
この巻の主役は、表紙で格好付けてる人でないのは確かだ!(笑)でもまぁ、涙誘う落ちぶれっぷりをみせた若手イケメン達、なんとか持ちこたえそうですねー。秀麗が、初期の頃の「ごめんね、実はこんな性格で」に戻りつつあるのも嬉しい♪「今ある道の中で、また最善を捜せばいい」うん。確かに秀麗がかえってきたって感じがします。それにしてもこの巻は、我ながら思いもかけないポイントで、グッと込み上げてきたりゾクゾクした巻でした!次巻が楽しみです!!2010/08/15

れいぽ

66
色々見えてきたっぽいけど、一体どうなっちゃうのー?とアワアワさせられるこの巻。時の牢。ヘタレ楸瑛の運の強さ。行間に漂う瑠花さまの孤独。何だかヤバーイ状況満載なのですが…(/_;)そしてやっぱり気になるのは、うーさまぁ~(T_T)【いったん小休止】図書館に日参して20冊一気に読み上げましたが21、22と予約の順番に阻まれて、ぐるるる呻きながらもここで立ち止まります。続きを早く読みたいよーwでも予想では手元に来るのは7か月後orz2012/04/17

あっか

56
シリーズ第16弾。ようやくベールに包まれていた縹家の謎や仕組みが見えてきた!前巻からこっち、敵味方関係がちょっと複雑…でも何となくようやく掴めてきた感じ(掴みきれていない人が約1名…)。楸瑛がようやく汚名返上できましたが、初期からの男性メンバー、ここから挽回はできるのか…!?次巻から最終章ですが…!どう見てももう詰め切ってます。ここから盤上をひっくり返すのはどう見ても無理に感じるのですが…果たして。どういう結末を迎えるのかさっぱり分かりません。秀麗の変わらない強さと真っ直ぐさには救われます。2018/12/03

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