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角川ビーンズ文庫
彩雲国物語―黎明に琥珀はきらめく

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  • サイズ 文庫判/ページ数 256p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784044499167
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

藍州から帰還した監察御史の秀麗に届いた、驚きの報せ。なんと、吏部侍郎の絳攸が投獄されたというのだ!罪状は、侍郎として、尚書・紅黎深の職務怠慢を止められなかったというもの。そして絳攸を追い詰めたのは、秀麗の天敵である御史・陸清雅。このままでは絳攸が辞めさせられてしまう!!この危機に、彼を弁護するため、立ち上がった秀麗だけど!?いよいよ絳攸の過去も明らかに!?国民的人気シリーズ待望の第13弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あっか

58
シリーズ第13弾。表紙の通り絳攸が主役。久しぶり(?)に秀麗がしっかり活躍してくれる内容でなかなかスッキリした。危なかったけど…百合のところとか最後の絳攸の真実とか、何度も涙腺を刺激されました。そしてうーさま!まさかあの行動の裏にそんな事情や思いが隠されていたなんて><…にしても、いよいよとうとう大きな陰謀が動き出してしまった感が…(この先の展開は全く知らないんだけど嫌な予感)でも劉輝との進展は今のところ絶望的じゃないの…?泣 個人的には清雅の今後も(色恋沙汰的な意味で^^)気になります!2018/11/12

まりもん

53
完結による再読。絳攸のピンチに秀麗が動く。葵長官が怪しすぎるぐらい狙いを定めていることがわかっているだけに神経を張り詰めて丁寧に助ける方法を探す。 秀麗は吏部の黎深が自分の叔父だと知って探すのに逃げ回る黎深がちょっと面白かった。 旺季側と王様側そして縹家・・・どっちにしても王様側はかなり弱いのでついつい応援してしまう。2011/07/13

みちゃ

49
彩雲国、第13弾!藍州への旅から王都に戻った秀麗に衝撃的な報が届く。師匠と慕う絳攸が投獄されたという報せ。御史台のライバル清雅が絳攸失脚に向け動いていたことを知り、絳攸の弁護を申し出た秀麗だけど…!?投獄された絳攸を助けようと奮闘する秀麗の姿が見られます。楸瑛に続き、絳攸に苦難が降りかかる紅家編。黎深・絳攸親子の親離れ。面白いけど今回は重い…。2008/05/01

kagetrasama-aoi(葵・橘)

42
「彩雲国物語」第十三巻。『黎明に琥珀はきらめく』紅黎深と百合、そして李絳攸の物語。絳攸の心情が切なくて堪らない(涙)。それにしても、黎深は天才故に軋轢を生んでしまうのだろうけど、私にはちょっと受け入れ難い男性(苦笑)。「彩雲国」は登場人物の個性が誇張されているのも魅力の一つだと思って読んでいるから、まあ良いんですが。そう言えば、鄭悠舜も過去に黎深と何かあったらしいけど、仄かされるだけではっきりしない、気になる!2022/04/04

和夜

40
絳攸様免官されなくて本当に良かったです。ギリギリでも楸瑛様と二人で朝廷に残れて良かった…。この二人がいなくなったら劉輝は本当に孤独になってしまう気がするから。悠舜様は『味方』という気がしない。どちらかというと『助言者』みたい。意識のない絳攸様に楸瑛様が呼びかけるシーンは切なくなりました。黎深様の愛情は分かりづらいですね。でも分かりづらいけれども確かにあるんですよね。そんなところが印象に残りました。最後の最後に百合さんに甘える黎深様は可愛かったです(笑)光の記憶は思わず泣きそうになりました。2013/07/15

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