内容説明
新たな職場・御史台で働き始めた紅秀麗。新米の監察御史として、天才で天敵の美青年・陸清雅と張り合いながら頑張る秀麗に、大きな仕事が舞い込んだ!!それは、王・劉輝の妃候補として命を狙われている、藍家の十三姫の「身代わり」に、後宮に入ることで!?劉輝のお妃問題に、揺れる秀麗の乙女ゴコロ、そして妹を後宮に入れる事になった藍楸瑛の苦悩の行方は!?清雅とのライバル関係も過熱気味!目が離せない第11弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あっか
61
シリーズ第11弾。なんか色々ギャー!となった巻でした。闇は深そうだけどツンデレ清雅(?)のファンになった人も多そう(≧∇≦)かく言うわたしも…笑 後は楸瑛ですよねえ…ここしばらくの彼の葛藤の正体が明らかになって、これからどうなっちゃうんだ…という感じ。伏線が回収されきれず気になるところで終わってしまいました。劉輝は、藍家三兄の示す道に辿り着けるのか、結局隼って何なんだ!とか…劉輝と秀麗の接点がなくてちょっと寂しい。2018/10/12
みちゃ
55
第11弾!新職場・御史台で働き始めた秀麗。下っ端で雑用係だけど、全ては修行!同僚の清雅や蘇芳と一緒に頑張る秀麗だけど、ある日、王様・劉輝に藍家のお姫様が嫁いでくると聞き…秀麗も新職場で奮闘。朝廷でも水面下で色々動き始めます。楸瑛の進退は…?現在の自分では清雅にどうやったって敵わない事を認めた上で今自分が出来るだけの事をやっていこうとする秀麗がかっこいい。秀麗とライバル清雅と一般人代表のタンタンとの話が凄く面白かった。 仙洞省の司令になったリオウ君。うーさまとのコンビを想像すると微笑ましすぎて笑ってしまう。2008/01/03
まりもん
55
完結による再読。遂に十三姫が登場して藍家が劉輝を試しにかかってきた。 迅の登場で十三姫と楸瑛達の過去が少しわかる。 秀麗は晏樹との会話で脳をフル回転させて気が休まらないようで心配。でも燕青が到着した時についつい安心してしまうのは贔屓しているからだろうか?2011/07/12
kagetrasama-aoi(葵・橘)
47
「彩雲国物語」第十一巻。『青嵐にゆれる月草』随分物語が動いたなぁ…と感じる巻。御史台(江戸時代の大目付みたいな役職かな)で働き始めた秀麗。そう言えば、贋金作りの黒幕は明かされてないよね、いずれはそこに秀麗が辿りつく展開だったかなぁ?全然覚えて無いのでどうなるか楽しみ(*^^*)。藍家の十三姫の行く末も気になる!それにしても、十三姫の潔さに比べて、楸瑛のぐだぐだ振りが凄すぎる(苦笑)。2022/03/27
honoka
37
【シリーズ11】後書きの「セーガインパクト」に笑。けど十三姫(表紙の馬上の人)の本当に好きな人の命と引き換えの後宮入り、しかも全てお見通しで秀麗を守るという頼もしさ。十三姫もろとも命を狙われる秀麗。あ、清雅に秀麗が押し倒されるシーンもあったな。でも今回、そんな嫌じゃなかったセーガ。最後に水面下でゆらゆらしていた楸瑛がとうとう…。2017/09/07
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