角川ビーンズ文庫<br> 白と黒のバイレ―白き、時の流れにのせて

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角川ビーンズ文庫
白と黒のバイレ―白き、時の流れにのせて

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  • サイズ 文庫判/ページ数 271p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784044497170
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

「待っていろ。時が満ちればそなたを迎えにいく」国一番の魔術の使い手・ブランカ姫は、魔王・マルディシオンとの戦いに敗れ、人の3倍の速度で若返る呪いをかけられる。それから1年半。ついに12歳の肉体となったブランカは、呪を解く術を求め、不遜な凄腕の騎士・セロを連れ国を出た―「どこまでもついていく。俺がお前を守ってやるよ」呪われた美姫が騎士と共に挑むのは魔王か、宿命か!?運命と踊るネオ・ゴシックファンタジー。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みぃー

18
これは私にはツボでした!何となく読むのを後回しにしてた事を後悔。主従の身分差によりお互いを強く想い合っていながらも心にそして態度に一線を引くブランカとセロ。うーん堪らない。今後どうなる?この2人。それにしても最初は嫌な奴だと思ったマルディシオンが思いのほか格好良くて可愛らしくて間抜けなキャラなのにはヤラレたかも。2013/04/01

まりもん

12
姫君という立場と、恋をしている女の子との心の葛藤が好き2010/04/03

はるき

9
少女小説としては世界観が凝っているし、結構好きなんだけど、ヒロインの人格が出来すぎてて物足りない。2015/09/29

かや

9
身分違いの恋に切なくなったり、きゅんとしました!呪いにより若返ってしまうブランカと騎士のセロが両想いなのにお互いなのに結ばれなくてもどかしい。王族としての生き方を全うしようとするブランカが強くてかっこいいな。そんな彼女を悪い虫(主にセロ)から守ろうとする侍女のリリアナが素敵です。呪いをかけた≪魔王≫ことマルディシオンが独断的で我が儘なだけで、意外と素直で拗ねたり、狼の時しょぼんとした姿が可愛い。マルディシオンにハマりそうな予感がします(笑)ブランカにかけられた呪いや彼女たちの運命がどうなるか楽しみです。2014/07/07

幸音

9
ブランカが一般的によくあるような女の子女の子した姫でなく、王族の責務を心得た凛々しく高貴で正統派な姫で好感が持てます。ただ、恋とは謳っていますが、2人は姫と騎士という身分差&年の差。互いが想いを打ち明けることはないのですが、2人きりの時の遠慮のない和やかな雰囲気や言葉を交わさなくても目や表情で気持ちを読み取れる間柄が随所に散りばめられているのがいい。想っているのに相手に全く気持ちが伝わらない焦れっぷりもとても好みなのですが、相手のことを一番大切に想い理解しているからこそ葛藤を抱えるのも切ない分ときめく。

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