内容説明
「人喰いの森」のお城には、その昔神の怒りにふれ人喰い鬼と化したお姫さまが、未だに鎖で繋がれているという。そんな伝説の残る城に紛れ込んでしまった幻獣使いの少年ラズ。しかしそこに居たのは、愛らしいが口のきけない姫君キリエとその護衛騎士だと名乗る青年リオンだった。ひっそりと暮らす二人にはなにか仔細がありそうで、ラズは彼らのことが気になるのだが…。美しくも残酷なダーク・ファンタジー開幕。
著者等紹介
鷹守諫也[タカモリイサヤ]
1995年、『永遠の刻』(講談社X文庫ホワイトハート)でデビュー
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