内容説明
後に三国時代と呼ばれる群雄割拠の世紀。そのさきがけとなる青年たちの姿があった。孫軍将帥の長子・孫策・字は伯符。そして彼に従うは名門周家の次男坊、名を瑜という。孫策の父―破虜将軍・孫堅は、南陽太守・袁術の下で己の地位を確かなものにしていた。だが運命は非情にも牙を剥く。「私は伯符の幼なじみです、孫軍の一人ではなく。今だけは」なす術もなく立ち尽くす孫策の傍らで、周瑜が選んだ道とは。
著者等紹介
朝香祥[アサカショウ]
10月8日生まれ
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