内容説明
15歳の真夜は幼くして両親と死別、育て親の叔父も死に、生まれ故郷の英国を離れて、唯一の肉親である祖母を頼って日本へと来た。ようやく平穏な日々を手に入れたかに思えたが、死の影は再び真夜に牙をむいた。「私はもう逃げない」―真夜は自分を守る異界の騎士レイヴェンと共に、運命と闘う決意をする。真夜を狙う敵の正体は。そして真夜とレイヴェンの関係は!?榎木洋子が贈る、愛と宿命のドラマティック・ファンタジー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
サラ
2
厨二要素を詰め込みまくったダークファンタジー。おもしろいけど、榎木さんのほかのシリーズと比べるとなんか霞む。ヒーローに魅力が足りないからかな。2010/05/01
アヤ
2
次巻を読むにあたり再読。この作家さんらしい作品である意味安心。今後の展開に期待したいが………。2011/02/05
りつか
2
レイヴェンとイーサンが性格全然違うおかげでとても良い感じにバランスがとれてていいなーいいなー。【tkb】2011/01/21
雨蛙
2
なぜか読んだあとどんなストーリーでどんな登場人物だったかあまり印象に残らなかった。ストーリーとしては定番要素満載でまとまってたと思う。2009/07/05
青夏
1
家族を亡くした主人公真夜が不思議な力を使い魔物達と戦う物語です。 イギリスで生活していた主人公が肉親を頼りに日本に転校してきたことから始まります。魔物達に異界の騎士であるレイヴェンとともに立ち向かうなかで、敵の黒幕と主人公の過去が明らかになっていきます。 榎木さんの本は久々に読んでとても懐かしい感じでした。 ラストに黒幕が登場し戦いの目的も鮮明になったので、次巻の展開に期待です。2020/12/21