内容説明
開けば世に災厄をもたらすという禁忌の箱「風の終わり」を取り戻すため、素性(職業:魔王)を隠し、四年に一度、大シマロンで開催されるという「天下一武闘会(略してテンカブ)」に出場することになったおれ・渋谷有利。えっ、旅の仲間の村田健の正体ってアレだったの!?なんて驚くヒマもなく一行に襲いかかる苦難の波!でも最大の衝撃がこの後に控えていることを、おれはまだ知らなかった―。噂のハイテンション・ファンタジー。
著者等紹介
喬林知[タカバヤシトモ]
8月26日生まれ
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ピカ
12
ヴォルフラムがどんどん男前に!わがままプーの面影はいづこへ(笑)前みたいにきゃんきゃん喚くことがなくなったのはちょっと寂しい。変わったといえばユーリは大丈夫か?悪い意味で魔王っぽかったけど……。ムラケンの正体にびっくり。カレーのレシピにこんな活用法が(笑)そしてラスト!コンラッド何してんの!?2014/08/12
usamomo
6
いい話なのに~!コンラッド一体どうして?ともうモヤモヤする~。2016/09/08
あき☆ブラック・ベア
5
あー村田はなるほどそう言う…。納得とあと今回比較的しんどい展開が少なかったので読みやすくなってきた。マイナスから少しずつ状況自体も好転していく話なのかな。キャラクターの見せ場がきちんと用意されていて、やっとストーリーとキャラクターの魅力の濃度が馴染んできた印象。最初の4冊は本当に読むのキツかったけどこっちのシリーズはなかなかいいな。2024/02/24
よっしー
5
再読。この巻でムラケンの正体も判明!! にしても…なんでヴォルフやヨザは猊下だと知ることが出来たのだろうか…。コンラッドも出てきたけど…こんな登場のしかたは望んで無かったのに…。 重い展開だけど所々に挟んであるギャグが救いだな~。2013/05/14
佳蘋(よし)
4
再読。ムラケンの正体とかルッテンベルク師団の話とかあの人のご登場とか、色々盛りたくさんな巻です。しかもヴォルフがさらに男前です。もう楽しすぎてどうしようかと。2013/06/19