内容説明
病気で隔離していた子猫のタマを我が家に連れてきた。威嚇したり逃げ出す猫達の中で、グーグーだけはタマのカサブタだらけの頭をペロペロなめた。やっぱりグーグーはどんな猫にもやさしい…。新たに猫を拾ったり、里親探しに奔走したりと大忙しの日々を過ごすうち、ふと引っ越しをしたいと考えるようになった。紆余曲折、大波乱を乗り越えて手に入れた新居で、猫達との新しい生活は?大人気エッセイコミック第3巻。
目次
タマデビュー
血液検査
大胆と小心
タマの入院
エリザベスカラー
たまもの
またもや拾い猫
子猫捜索
その日のコーヒー
ママタマ〔ほか〕
著者等紹介
大島弓子[オオシマユミコ]
栃木県生まれ。1968年に「ポーラの涙」でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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アイシャ
31
ホームレスの方から譲り受けた猫疥癬にまみれたタマの話からスタート。疥癬が治り他の3匹の猫と暮らすようになる。グーグーは相変らず優しくてタマをすぐに受け入れる。他の猫は難しい。タマが9か月(推定)ほどになった時、大島さんが5匹の子ネコを拾ってくるとタマは自分がまだ子ネコであるにも拘わらず、母親のように世話をする。里親を探して一匹づついなくなるとその都度悲しむタマ。なんて慈しみ深い猫なんだろう。その後大島さんはマンションから一軒家にお引越し。家を購入する際のドタバタも面白かった。家を買うって人生の大事だもの。2021/05/04
小町
8
近所の本屋が猫特集を儲けていたので。知らぬ間に引越しや大勢の猫との暮らしをされていたのね。ノミすらも人間化していた大島弓子が、猫を猫として描くようになった心境の変化が気になる。2011/05/15
ジェミジェム
5
小学生のとき以来捨て猫って見たことないので、こんなにたくさん捨てられているんだなあと。しかし4匹でも多いなあと思っていた猫、まさか9匹にグレードアップするとは。2019/01/29
timeturner
5
グーグーはほんとに性格がいい子だなあ。ヴィトンの猫キャリーバッグを持ってきた人って……萩尾望都さん?2017/09/05
ミエミル
5
★3.52017/05/06