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内容説明
廃校寸前のヨハンナ・スピリ音楽院に転校してきた山野つばさは、ちょっとかわった女のコ。ヴァイオリンのような美声を持っているのに、音楽の先生を卒倒させるほどの並外れた音痴なのだ。ひょんなことからつばさは同級生梶原了吉の家に寄宿することになって、めばえた了吉との恋。どうしてこんなにせつないのだろう。そんな折、なぜかど音痴のつばさがミュージカルの主役に選ばれたことから、静かな学園は大混乱。無邪気なつばさが巻き起こす、恋と夢一杯のファンスタティック・コメディー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はるかかなた
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大嶋さんのイラストぴったりですね。ちょっぴりファンタジーな小林さんらしい設定は楽しいのだけれど、細かいところが気になって入り込み辛かったのが残念。つばさの恋が唐突過ぎてついていけなかったので、もうすこし納得させていただけると助かったなぁ。了吉もちょっと無責任に感じられてまっすぐ好きになれなかった。松戸一族は相変わらずで素敵。いっそ恋愛描写無いほうがいいかも?2016/07/13
永山祐介
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人間に歌を習いに来た歌えないツグミと、その先生の息子との、心温まるラブストーリー。優しい気持ちになる話です。小林弘利初体験がこれでした。