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内容説明
魔王の拠点として選んだ新しい城、そこでアウルは最悪の幼なじみと再会する。魔法反乱軍統領カルマの娘で、かつてアウルをいじめぬいたサラだ。自分の素性を明かせぬまま、サラとことごとくぶつかるアウル。その彼女に忍び寄る暗殺者の影、そして敵の大軍も魔王城を襲撃せんとしていた。わずかな魔王の力を解放し未曽有の危機に立ち向かおうとするアウル、しかしそこに立ちはだかる者の正体とは!?一触即発のマジカルノベル第3弾。
著者等紹介
杉原智則[スギハラトモノリ]
鹿児島県生まれ
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
空箱零士
4
★★★ サラがツンデレ幼馴染み可愛い、以上。いや、こういう伏線回って基本書くことないんだって。まあでもやっぱり全体的に丁寧ですね。世界観とかそれに基づく描写とか。やっぱり地味ではあるんだけどもよく出来てるのは確かです。ただやっぱりラノベというよりはジュブナイルなんだよなあって印象も拭えなくて、そういう作品ってやっばりラノベとしての求心力は弱くなるのが現状かなあと。ええい、本当に具体的内容について言及したくなる部分が少ない。ベビーフェイスにクンカクンカされて涙目になってるサラちゃんの挿絵がハイライトでした。2015/06/05
シュエパイ
3
遠い記憶、過ぎ去ったはずの少女たちとの再会、そして魔法使い達の組織。かつて手を取り合った"英雄"が、魔王の"恩人"を貫き殺す・・・戦争ののろしに、やっぱり救いのないような未来しか見えなくて、少年の意識とともに、本を閉じるのですよ。2012/10/28
のぶ君
2
何をすべきとか、何が必要とか。そのたびに自分で選び取って行かなければならないわけですが、手にとった責任は自分に起因するわけです。選びあぐねている主人公は、それはそれで少年らしいし、彼には僕が生きてきた人生よりもはるかに多い分かれ道の多い人生 が待っているのでしょう。彼もきっと魔王の血統なんだろうけれど…。それにしても、こういう幼馴染的展開は大好きです。だからこの人の本に引きつけられているのかも、しれませんねえ。2012/04/23
K-Wing
1
スカーとベビーは結局死んだん? 次で最終巻っぽいけどどう終わらせるん? 打ち切りなのか……。 サラさん可愛いです。2012/08/24
永山祐介
0
なんだかんだ言って、実はアウルってモテモテなのでは、とか思ってしまいました(笑)。当人全然気づいてないけどさ。2004/09/29