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内容説明
「父さんは何故殺されたの?」父の仇ロングストライドを追って、砂の大陸を旅する“賞金稼ぎのキッド”ことエリザベス・スタリーヘヴン。だが旅の途上で得た真実は、復讐のみに彩られていた旅の航路を変えていく。かつて父が辿り着いた場所―ヘヴン。「砂漠の解答」であるその場所へと導かれていくベティたちだが、ロングストライドや政府軍もまた、ヘヴンについてある思惑を抱いていた…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
タカユキ
7
「ヘブン」がなー。この手のファンタジーだかSFだかの楽園思想は好きになれんのよ。まぁそこに到達しておいて平然と帰ってくる辺りが秋田禎信クオリティなんでしょうか。ユルーイ話に期待。2010/11/17
doskoi
3
ウィリアムがフラニーの能力に対して、そんなバカな的な反応するが、お前も相当アレだからな。2011/06/01
黒ノ岸シン
3
総まとめというか再編というかリメイクというか、秋田世界観、人生観、価値観、等々を引き継いでいると思う。しあわせなひとときだった。信仰と、愛と、どうにもならなさと、あがきと、そういうものの物語、かな。2010/11/05
しお
2
概念的というか正直今一つ何言ってるのか分からないところも多いし先の予想が出来ないのに予定調和を感じさせるところ癖になる。2017/05/04
羊山羊
2
下巻。一気に作中設定が活きてきて、ストーリーがガツガツ進む。上巻でそこまで派手な戦闘シーンがなかったぶん、派手な戦闘てんこ盛りな下巻です。最後の戦闘シーンなんかは「MA○LAX」のヤンマーニが流れてそう。登場人物もストーリーも実に王道チックで、ラストもすごく綺麗に収まるいい作品。もうちょっと市場に出回ればいいのになぁ。2014/03/19