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内容説明
礼子への恋心や記憶のすべてを、術の力で自分の脳から消す。そのかわりに、彼女の命と自由は保障することを家長に約束させた京介。しかし救われたはずの礼子は、元恋人・京介の心の中から自分が永遠に失われてしまったという衝撃から立ち直れないでいた。そんな彼女の前に久画均精時代の上司が突如出現、礼子の寿命があと数か月しかないことを告げてきたのだ。礼子の叫びに、京介は応えることができるのか!?長編版、第10弾。
著者等紹介
椎野美由貴[シイノミユキ]
1977年5月、埼玉県生まれ。埼玉大学中退。2002年、第6回角川学園小説大賞において、大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
縁栞
1
★2 もうこれでハッピーエンドでいいじゃないかー。 再びあの人が復活しそうな予感。2017/05/22
佳蘋(よし)
1
最終巻ですけど、終わったような終わってないような・・・てゆーか終わってないでしょうこれ。
鑑真@本の虫
1
長編最終巻。レイコを助けるため、レイコへの特別な感情を消された京介。自分のことを、京介が忘れたことに落胆する礼子の元へ、更に残酷な現実が知らされる……。京介、めっちゃかっこよかった。なつきさんは狂っていたけれど、きっと彼女にとって、あれは正解だったんだろう。もちろん京介と礼子の幸せを祈るけれど、なつきさんにもあの船の上で、なつきさんの幸せを味わってほしい。2012/07/18
mitsuki60
1
これがラストか?もう少し続いてもよかったんでは?もしかして打ち切り?2010/12/23
永山祐介
1
京介が「生きたい」という感情を見せてくれたのが嬉しい。状況はどうしようもないほどに過酷で、未だ明るい兆しは見えないけれど、それでも今までにない明確な(生きたい――礼子と共に生きたいという)意思が、一つの救いになっています。2006/05/29