内容説明
殆どの生徒がバカンスに出かけ、ほぼ無人の聖マルグリット学園。外出できないヴィクトリカと、彼女を思い学園に残った一弥は、二人っきりの夏休みを過ごすことに。二階の窓の外を横切る女、屋上から夜空へ消えた怪人、名画から抜け出した少女…。静かな学園で数々の謎を共に解き明かし、世界を語り合う二人の平和な時間は、やがてくる嵐と別離を知る由もない―。互いに距離が更に近づく「GOSICK」珠玉の短編集第2弾。
著者等紹介
桜庭一樹[サクラバカズキ]
2000年デビュー。03年スタートした「GOSICK」シリーズがヒット。07年『赤朽葉家の伝説』で日本推理作家協会賞、08年『私の男』で直木賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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