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出版社内容情報
本格ミステリといえば、なんといっても名探偵! 第一線で活躍する腕利き四人が、それぞれに個性的な探偵を自在に操っておりなすスリリングな謎世界。ミステリ入門としても格好の、アンソロジー・シリーズ第一弾!
内容説明
本格ミステリといえば、なんといっても名探偵!中学生探偵・狩野俊介が怪奇な館の謎に挑む『神影荘奇談』。あたしの相棒、究極の安楽椅子探偵の推理が冴える『Aは安楽椅子のA』。謎めいた文庫本に導かれ、少女は6年前のあの日に辿りつく―『時計じかけの小鳥』。大の納豆嫌いだった男の胃に詰まっていたものとは!?幼い根津愛も登場する『納豆殺人事件』。ミステリ入門としても楽しめる、書き下ろしアンソロジー第1弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よしりん
11
4編とも軽~い感じのミステリー。太田さんは結構読んでるのに狩野俊介シリーズは一切読んでなかったけどおもしろかった。初めから読んでみよう!西澤さんのが1番好きな感じだった。2015/10/09
kasai toru
3
豪華なミステリアンソロジー。特に西澤保彦の「時計じかけの小鳥」が思春期の心の葛藤と、論理的な展開とほんの少し苦味のある終わりかたで良かった。次点は鯨統一郎の「Aは安楽椅子のA」が、ちょっと捻った探偵役が面白い。そのほか、太田忠司さんの狩野俊介シリーズ、愛川晶さんの根津愛シリーズなど、シリーズを既読の人は、楽しめると思う。
都布子
1
角川文庫の新レーベル、スニーカー・ミステリ倶楽部の書下ろしアンソロジー。太田さんのはお馴染みの俊介くんが登場。鯨さんのは・・・謎は面白かったのにどうも文章が読みづらかったなあ。西澤さんのは読後感がじわっとくる名作。愛川さんのは幼い根津愛ちゃん(まだ私は未読のシリーズ)も登場のほっほお~とつぶやかせる巧い作品。こういったところでしょうか。
永田 誠治
1
スニーカー文庫といえば、アニメ好きのバンダナさんたちが読む類の本ばかりかと思っていたら、こんな本格ミステリも刊行していたなんて、盲点。あの米澤穂信もこの文庫からデビュー。あなどれません。2007/09/07
まりもん
1
色んなパターンの探偵を楽しめる2009/02/23