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内容説明
機動戦闘艇の撃墜王コンビとして名を馳せ、地獄の戦場から帰還したハヤトとハインツ。そんな彼らも、戦争が終わればただのプー、バイトもクビ続き。しかし、その手にあった唯一の命綱―僚友から託された宝くじが、1等22億クレジに大当たり!やったぜっ!!…と飛び上がったのもつかの間、引き換え期限は1時間後、だって!?全篇に鷹見流ジェットコースター的展開をちりばめた、オールドファッション・スペースオペラ。
著者等紹介
鷹見一幸[タカミカズユキ]
2000年『時空のクロス・ロード ピクニックは終末に』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Humbaba
7
大金というのは非常に強い力を持っている。一生働かなくとも楽して生活できる資金があるとすれば、仕事を完全に放棄したくなるというのも自然なことであり、非難されるべきことではない。企業を立ち上げるためには多くのリスクを負わなければならない以上、生半可な気持ちで参加を持ちかけることなどできない。2015/07/21
ナウ
2
■発掘品■整理していて出てきたので、読んだ。8年くらい前の作品なのに、全然問題なく現役で楽しめるあたり、すごく丁寧に作られていたんだなぁと実感■鷹見さんの作品はだいたい好きだけど、でたまかシリーズは別格。銀星号は、あの船ですもの、昂ぶります■内容としても、宝くじ当たって、起業、初仕事にとりかかるまで、という地味な導入部分のはずだが、手が止まらない面白さ■最近いろいろ物足りなかったのですごく充実した気分になった■名作は、いつまでも名作、といったところ。2015/06/18
Humbaba
2
戦争が終われば,世界は大きく変る.もはや若者が無為に死んでいくことがなくなったのだから,その変化は良いものだと言える.しかし,それは既得権益を持っていたものからすれば,ノソ増井方向ではない.新しい社会に変わろうとするとき,既得権益を持った者たちは可能なかぎりの力を持ってそれを食い止めようとする.2011/02/11
ゴジラ 芹沢
0
起業物。個性的な仲間がいるので彼らがどう会社を運営していくのか見物2014/09/06
K-Wing
0
銀星号の初仕事まで。 ピンクなのはそんな理由か!ハヤトが最大のトラブルメーカーやね。2013/07/06