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出版社内容情報
魔術決戦、激化!!
個々の因縁も交わり、ますます魔法使いたちの戦いが激しさを増して行く大魔術決闘。まさに命がけの戦いが〈アストラル〉が拠点を置く布留部市のあちこちで行われていた。その下で布留部市の〈竜〉にも異変が――!?
内容説明
ついに大魔術決闘が始まり、布留部市各地の戦闘は激化の一途を辿っていく。苦戦を強いられた穂波、アディリシアが、それぞれの決意を胸に切り札を切ろうとするなか、市内を巡る霊脈に異変が発生、戦闘中の魔術師たちの脳裏に、ある光景が映し出される。それは12年前―かつて、いつきが妖精眼と交わった記憶であり、それこそが、すべての“始まり”だったのだ!いつきを取り巻いてきた様々な因縁の謎が、いま明らかに。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ごぅ。
19
あらゆる線が引かれ、或者は死を跨ぎ・揺らぎ・さまよう、或者は人と魔法の堺を超える。。。それぞれの抱える想いにも真実が与えられた。。いやはや、圧巻です。。。次巻最終。。。このやり場のない哀しみを幸せに変えてほしい。。2012/05/27
ダージリン
16
やっぱり、伊庭司さんはいつきくんのお父さんだね!12年前の事件の真相とか、アディリシアさんの事とか、衝撃的なことがいろいろありました・・・。そんな中、伊庭司と対面してる猫屋敷さんがいつもと違って(昔はこんな感じ?)興味深い~(笑)。2012/02/05
色々甚平
12
全員が命がけで戦う大魔術決闘。一撃でも命取りになるためか戦闘シーンに派手さはないが、こんな状態でも読者として新事実を知らされる。アストラルが烏合の衆と罵られていた割に、協会側も色んな魔法使いだしてるじゃないかよ…。という気持ちもジワジワ湧いてきた。偉いとこってそういうもんだからと言われればそれまでだが、非正統として排除されてきたオピオンや馬鹿にされ続けたアストラルの立場になるとどうしても最大勢力の協会に反感的になってしまう。2015/11/24
アカツ04号
11
シリーズ21冊目。大魔術決闘も中盤。バトルが多くて読むのが大変。勝敗を決めるいつきの存在を無視して両者が好き勝手を始めたのでやっぱりなぁと言う感想。戦いの中でついに死者が出てしまい、悼む蛇の面々が印象的。やっぱり生き様は蛇の方が好きかもしれない。明かされた12年前の出来事。夢を諦めた司の目的。<螺旋なる蛇>の最終的な目的。色々明らかになってきて、次巻でどのように決着するのかが気になるところ。(5/9-10)【2023-12】2023/05/10
晦夢
9
司の目的や過去の真実、影崎がこうなった訳。色んな謎が明らかになって盛りに盛り上がってる。面白いな。2013/11/07
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