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内容説明
連邦軍の一大反攻作戦の前に、次々と防衛線を突破されていくオデッサのジオン軍。そのさなか指揮官マ・クベ司令は、味方を捨て地球を脱出。あとに残されたジオン軍は命令系統を失い壊滅的状況に陥った。マ・クベの敵前逃亡行為に、図らずも手を貸すことになってしまった「闇夜のフェンリル隊」。その責任を痛感した彼らは、自らが盾となり傷ついた友軍をオデッサから脱出させようとするのだが…。大人気ゲームソフトの小説版、完結。
著者等紹介
林譲治[ハヤシジョウジ]
1962年、北海道夕張郡長沼町生まれ。病院の検査技師の職に就きながら歴史、科学に関する造詣を深め、その後『大日本帝国欧州電撃作戦』(飛天出版)で作家としてデビュー。また、小松左京氏率いる「宇宙作家クラブ」にも所属
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
barcarola
6
ゲームのノベライズとは知らずに読んだのと、読む順番を間違えたようだが(上下巻の下巻)、特に問題なし。2024/01/28
dokuiriesa1
2
下巻は対モビルスーツ戦の話がメイン。 ガンダム6号機のマドロックは重装甲で挿絵もかなりかっこいい。 クライマックスのゲラート少佐の旧ザクとエイガー少尉のマドロック戦は燃える展開でおもしろかった。 ただ、全体で見ると、連邦ってエイガー少尉しか強い人いないの?とつっこみたくはなる。2023/08/29
愚者の楽園
2
マドロックHGUC化で再読。部隊としては勝っても、軍隊として負けていく撤退戦が面白い。初代に「ガンダム1機で戦争に勝てる訳じゃない」というけど、まさにそれを体言した内容なのよね。新米ニッキのベテラン化は、9ヶ月に渡る「経験」の大切さを物語、連邦パイロットの「経験不足」がいかに致命的なのかも物語ります。特にエイガー、砲撃戦では確かに最強だと描かれるも、パイロットとしての判断ミスが多発するのは搭乗経験の少なさそのものなのでしょうね http://gno.blog.jp/izumi/38445338.html2019/09/09
マコト
1
1巻での進撃とは逆に2巻は、オデッサでの敗北から負けていくストーリー。ザクってこんなに強かったんだと思わせる内容です。ところで、何度読んでも「ブロッケンの幽霊」というのが理解できない。2018/07/23
Katsuyuki Nakamura
1
当時、同名ゲームを購入したのですが、1stステージをクリアすることなく挫折。この小説を読んで、再挑戦したくなったけど、残念ながらPS2専用ゲームなんだよねぇ。小説の方ですが、戦記物ですが、すっきりさっぱりと読み進められます。2014/10/25