角川文庫
アトムの命題―手塚治虫と戦後まんがの主題

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 304p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784044191276
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0195

内容説明

2003年4月7日、アトムが生まれた。そしてその日、世界は戦時下にあった…。記号的表現として決して傷つかないまんがキャラクターを、手塚治虫が実際に血を流す存在として描いた時、戦後まんがは始まった。手塚はなぜまんがの登場人物に、リアルな身体と心を与えたのか、なぜアトムは大人になるのを拒んだのか。戦後から現在に至るまで、まんがに流れる「アトムの命題」を解き明かした画期的な評論。

目次

序章 2003年4月7日アトム誕生の日 その日、世界は「戦時下」にあった。
第1章 1947年4月1日『新宝島』刊行 映像的手法という神話。
第2章 1930年代手塚治虫以前 まんが記号説はいかにして生まれたか。
第3章 1945年6月『勝利の日まで』脱稿 ミッキーマウスに撃たれた少年。
第4章 1946年1月4日手塚治虫デビュー 占領下のまんがと肉体を持った記号たち。
第5章 1951年4月『アトム大使』連載開始 日米講和と大人になれないアトムたち。
補章1 日米講和と「鉄腕アトム」―手塚治虫は何故「アトム」を武装解除したか
補章2 まんが記号説の成立と戦時下の映画批評―クレショフと手塚治虫をめぐって

著者等紹介

大塚英志[オオツカエイジ]
1958年生まれ。まんが原作者、批評家。神戸芸術工科大学教授。東京藝術大学大学院兼任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品