内容説明
キャラクター小説とは何か/キャラクターとはパターンの組み合わせである/架空の「私」の作り方について/キャラクターは「壊れ易い人間」であり得るか/物語はたった一つの終わりに向かっていくわけではないことについて/お話の法則を探せ/「世界観」とはズレた日常である/主題は「細部」に宿る/近代文学とはキャラクター小説であった あらゆる「作者」と「読者」のための最も実践的な小説論。
目次
キャラクター小説とは何か
オリジナリティはないけれどちゃんと小説の中で動いてくれるキャラクターの作り方について
キャラクターとはパターンの組み合わせである
架空の「私」の作り方について
キャラクターは「壊れ易い人間」であり得るか
物語はたった一つの終わりに向かっていくわけではないことについて
テーブルトークRPGのように小説を作る、とはどういうことなのか
お話の法則を探せ
「世界観」とはズレた日常である
主題は「細部」に宿る
君たちは「戦争」をどう書くべきなのか
近代文学とはキャラクター小説であった
「9・11後の世界」と再物語化する世界
宮崎駿における「物語の構造」とは何か
著者等紹介
大塚英志[オオツカエイジ]
1958年生まれ。まんが原作者、批評家。『多重人格探偵サイコ』などまんが原作者としての「本業」の傍ら、大学・大学院などで創作理論についての講義を持つ。神戸芸術工科大学教授。東京芸術大学大学院非常勤講師。批評誌『新現実』主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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hanchyan@理解はできないが否定もしない
ひろぞー
京和みかん
佐島楓
ちー