出版社内容情報
木内 一裕[キウチ カズヒロ]
著・文・その他
内容説明
人気俳優とカリスマ歌姫が惨殺された。容疑が濃厚なドラッグ密売人が逮捕されるも冤罪を主張。弁護人から協力を請われた元ヤクザの探偵・矢能は裏社会のディープゾーンに踏み込み容疑を覆す鍵を握るアウトローの捜索に乗り出した。最高難度の人捜し、その行方は―。一気読み必至の「高回転」犯罪サスペンス!
著者等紹介
木内一裕[キウチカズヒロ]
1960年福岡生まれ。’83年、『BE‐BOP‐HIGHSCHOOL』で漫画家デビュー。2004年、初の小説『藁の楯』を上梓(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
サンダーバード@読メ野鳥の会・怪鳥
74
私立探偵の矢能は元ヤクザの幹部。人気俳優と歌手が惨殺された事件の容疑者となったのはコカインの売人。彼の冤罪をはらす為に弁護士からの調査依頼を受ける矢能。ストーリーが明快でテンポが良いので一気に読める。あー、これってシリーズだったのね。是非他も読まねば。面白かったです。★★★+2020/12/25
GAKU
53
3作目に引き続きシリーズ4作目再読。1作から4作立て続けに再読して大満足。やはりこのシリーズ大好きです。いつかまた再読しよう。第5作は出ないのかな。切に願う! 2020/12/17
はつばあば
50
2017に読了したハードドッグ以来の木内さんです。久し振りに矢野さんに紙面で出会えました。しおりちゃんも美容師のお姉さんの事となると一線も引かない根性をお持ちで(^^♪。矢野さんも難儀な・・ヤクザにも劣る刑事に付きまとわれて大変(;´∀`)。ですが無罪の者を犯人にでっちあげる刑事と検察ってなんでしょうね。一気読みができる本てそうそう無い。楽しませていただきました2022/05/12
桜
49
面白かった♪初めて矢野の外見が描写されている。確かに遠藤憲一さん(笑)。元ヤクザだから(?)出来る推理。栞への愛情と、躊躇なく暴力を使うギャップのある矢野がどうにも魅力的です。2024/06/04
bluemint
45
押し付けられた孫の面倒もそこそこに、続きが気になって気になって一気読み。面白かった。脇役も輪郭がはっきりし出して、シリーズものとして楽しみが増えてきたが、矢能がただの善人ヒーローではないということを思い知らされた一作でもある。「もうちょっとマシなのはいねえのか?」「へへっ、もうちょっとマシなのには、もうちょっとマシな仕事があるんですよ」2022/10/22
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