内容説明
警視庁キャリア・笹山徹が、東京拘置所で死刑囚から託された奇妙な依頼。「ルーシー7の七人めを捜して。そして左目に見たことのない痣があったらためらうことなく殺して」一九七二年に日本中を震撼させた革命組織のリンチ殺人事件。そのときの生き残りの赤ん坊は、伝説の革命家にしてロック・ミュージシャン、ルーシー・モノストーンの生まれ変わりなのか。次々に出現する目にバーコードを持った犯罪者、謎の組織「学窓会」の陰謀、そして多重人格探偵・雨宮一彦誕生の秘密…。シリーズ最新作、待望の文庫化。単行本未収録短編「渡久地菊夫の失敗」を収録。
著者等紹介
大塚英志[オオツカエイジ]
1958年、東京都生まれ
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感想・レビュー
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読み人知らず
4
名前が中二病ですよね。笹山もルーシーチルドレンに入れられてしまう。なんかごちゃごちゃさせてきた。2013/01/14
あさひ
2
再読。笹山徹の物語。過去からの脱却。2011/07/10
神の味噌汁
1
ルーシー7の話。やっぱり面白い。このシリーズがお気に入りになった。次の本もゲットするか。2019/11/10
セイ
1
コミックの補完プラスアルファな作品。 主役は雨宮くんではないですね。2016/12/13
美代子
1
ルーシー7は伸二さん? 笹山さんの過去とかプライベート、鬼頭さんのえろさ!あと白さんのこわさ!などがわかってよかった2013/04/02