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出版社内容情報
ダクード帝国による他国への侵略は、帝国皇帝ガースンの暗殺という意外な形で幕を閉じた。しかし、タジたちはいまだ仮面の神剣士に狙われている。その謎を解明すべく、彼らは三つのオーブが示した地へと赴いた。
内容説明
世界各地で次々と発生する天使と妖怪の戦いのさなか、北米大陸東海岸上空を中心に一辺が2220キロもある立方体の異世界が出現。それは聖書の『黙示録』で描かれている、人類を破滅へと導くニュー・エルサレムであった。さらに天使はフランスの原子力潜水艦とその搭載核ミサイルを強奪、その照準をアメリカへとあわせた…。人類は、神がさだめた破滅への運命をひきうけるしかないのか!?妖魔夜行シリーズ、ついに完結。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あにこみつとくん
5
シリーズ16冊目、最終巻。『戦慄のミレニアム 下』。"敵"の襲撃により拠点となる隠れ里を失った《うさぎの穴》メンバーは、アメリカに渡り最終決戦に挑む。彼らは多くの仲間を喪いながらもついに"敵"の本拠地である隠れ里に突入、最後の死闘が始まる。カギを握るのは人間でありながら妖怪の力が使える「夢魔使い」摩耶と「ガンチェリー」アリッサ、二人は地球を救えるか?2013/07/22
臓物ちゃん
3
「ヨハネの黙示録では竜は敗れてヤハウェ軍が勝利するバッドエンドだけれど、僕はいつかこれのグッドエンドバージョンを書いてみたいですね」(by架神恭介)遅かったな!それはもう既に山本弘が書いている!著者の持つトンデモ知識を惜しみなくぶち込んで描かれるマジのハルマゲドン。シリーズ最終話なのに続々新キャラを投入するという熱い展開に読者はただ呑まれるしかない。そして驚くべきは、神亡き世界で如何に希望と未来を見いだすかを著者がこの時点で明確に提示しているということ。まさに伝奇版『神は沈黙せず』とも言うべき傑作。2015/06/06
こわっぱ
1
妖魔夜行の最終巻。 この作品のラストはこれしかないという感じの終わり方。満足。 ただ願わくばうさぎの穴の面々をもっと出してほしかったなぁ。最終決戦なんだし。2018/02/21
ふくいち
0
下巻は上巻以上のハチャメチャぶりで,何が何だかわからずに話が進んだ感じ。キリスト教というかユダヤ教の唯一“神”がラスボスで,世界各地各国の神がそれに挑む構図は,キリスト教世界の人達が読んだらどう思うのだろう。(最近のは知らないが)初期の頃の女神転生というゲームを思い出した。いくら何でも他の神々が弱すぎ。うさぎの穴は上巻でほぼ壊滅し,残存メンバーのみの参戦が残念。世界が滅ぶかどうかの戦いなのに,抵抗勢力が全員日本人とか,舞台が日本だけというのはおかしいのはわかるけど。2017/01/10
pochi
0
2000年 6月4日
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