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内容説明
「首酒を知っているかね」男はそうささやきながら未亜子に近づいてきた。若い女の首を漬けこんだ究極の酒・首酒。その美味を味わいたいのだという。そのころ、品川周辺では若い女性の首なし死体が連続して見つかっていた。背後に妖怪の匂いを感じ取ったBAR〈うさぎの穴〉のメンバーは事件を調べ始める。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
chi.
4
ついに文車妖妃登場! ギャップがすごいよ文ちゃん。古書稀文堂に行ってみたいな。 今回出てきた妖怪は「首酒」「こつりこつり」「サトリ」「うらはら」「河童」「赤マント」。妙に気が利く人に出会ったら、うらはらに支配されたサトリかもしれない……!2017/03/01
あにこみつとくん
3
シリーズ三冊目。文車妖妃の文ちゃんが初登場する、友野詳作品『真紅の闇』。人や妖怪の考えを読み取るサトリとの壮絶な(?)戦い(?)、SF作家、高井信 初のホラー『大都会の陥穽』。そして、特撮ドラマへのオマージュをこめた山本弘の異色作『さようなら、地獄博士』の三短編。私は文ちゃんが大好きです。でも、シリーズラストでまさかあんな事になるなんて!(笑)
くぼ
1
真紅の闇、大都会の陥穽、さようなら地獄博士。僕は井の頭公園でボートを乗るとサトリがやってきて、本当のことを言い合ってカップルが別れる的な都市伝説があると思ってたのだけど、どうも二話目の影響だったんだなあ。と、幼い自分に影響を与えた一冊だと思うとちょっと面白い。よほど好きなシリーズだったと見える。2012/06/11
黑猫
0
2018年12月26日読了2018/12/26