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内容説明
大陸に七つの王国が存在した時代―。その中のひとつ、リドルフィ王国。その国を支配するフィンレック王家は「神秘の力を持つ一族」といわれていた…。盗賊ソードは、育ての親ハラルドを救出するため、単身王宮へと忍び込んだ。そこで出逢った、ちょっとかわった女の子。なんと、フィンレック王家のレティシア王女だったから、さあ大変。おまけに国王の命令で、ソードはレティシアの「義務」のお供を強制され、旅に出かけるはめになってしまうのだが…。スニーカー文庫初登場。コミカル新ファンタジー、前編。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ろびん
3
お姫様、お花畑だなあ……と思ってたら盗賊さんも青臭かった……。2017/09/20
た〜
3
(発掘再読)冴木作品の主人公は不幸になるのお約束の通り、とっ捕まって苦手な化け物になつかれまくって、世間知らずなお姫様の護衛をやらされて・・・ ここまで書くと純粋なギャグっぽいけれどちゃんとしたファンタジーであります。2014/06/06
MNK2
2
再読。読んだのは学生の頃ですが当時も今も変わらず面白いと感じるシリーズ。2016/08/03
ノア
2
昔読んで、確か面白かったなあくらいの気持ちをぼんやり思い出して再読。ライトノベルですが、今読んでもやっぱり面白かったです。ひねくれた主人公、ふわっとしたヒロイン。奇をてらったところのない、ある意味普通のファンタジーですが、雰囲気もテーマも好みで、読みやすくて楽しい。物語は前編でとりあえず一段落。2016/01/20
おやつは3時
2
再読。久しぶりに触れる大好きな初期の冴木作品。初読は中学生の頃、冴木作品を乱読していた時でしたが、今読んでもソードとレティシアのやり取りにくすりと笑ってしまいます。当時のこのようなファンタジー作品はライトな位置にありましたが、取り扱うテーマは重厚なものが多く、陰惨な場面から目を背けることはありません。中盤のソードの懺悔にも似た訴えは、胸が締め付けられます。2015/05/27