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内容説明
アーカンジェルを正式に聖人の列へと加える儀式を間近に控え、教都にある四相神教団総本山ではその準備にわいていた。だが時を見て隣国・逢坂を裏から操り総本山を襲う魔道王ダンタリオンに対し、アークはついに決着をつけんと決意する。そしてそれは、永き年月、幻獣王と誓約者を縛り続けてきた悲劇のすべてに対する決着でもあった―。大人気、剣と魔法と漢侠のヒロイックファンタジー、ついにクライマックス。
著者等紹介
津守時生［ツモリトキオ］
１０月１日東京で生まれ、横浜で育つ。東洋美術学校卒。多戸雅之の別ペンネームもあり
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まふぃん
6
終わった➰♪2015/01/25
安宅涼
1
スニーカー文庫版読了。ラースがあまりにも不憫だろう…。あなたの悲しみと苦しみは、あなただけのもの、というアウロラの言葉は重いね。光王の手紙で気づいたダンタリオンはやはり「愛する者をこの手にかけた不幸」に酔っていたのだね。さらに不死の呪いを受けてしまってからは「自分が壊さなきゃいけないっていう不幸って皆知らないでしょ」と間違ってしまったのね。しかしまあこんな重い話がすっと読めたのはフェンの存在かな。男顔負けの女聖騎士。傷をおってた彼女がどうやったらここまで強くなれたのだろう。2012/12/19
珠々野 紫蔚
1
思ったよりもあっさりと魔道王と和解してしまった…。個人的にもう少し引っ張って欲しかったな。魔道王は愛する人を失った世界に対して絶望し、復讐しようとしたけどアークはそれを不幸に酔っているただの自己満足だとして止めようとした。でも、それだけ魔道王は自分の竜の事を愛していたということなんだろうなぁ。多分、竜を失った悲しみを解消する方法が間違ってしまっただけなんだと思う。2011/08/07
ろびん
0
そして◯年後ーー、を使っていいのは一度だけだと思うんですよ。2016/02/18
アーコ
0
再読。2014/01/13
